どっちを使う? 決勝でアメリカ代表が直面する3ポジションのスタメン
大一番で勝利するには監督の的確な采配が不可欠であり、17日(日本時間18日)のワールドベースボールクラシック(WBC)決勝も例外ではない。 ベネズエラとの決勝を前に、アメリカ代表のデローサ監督は豪華なスター軍団の起用法について、大きな決断を迫られている。複数の主要ポジションでスタメン候補が重なっており、最適な人選は容易ではない。 WBC決勝でアメリカが直面する、先発メンバーに関する3つの大きな決断は以下の通り。
【準決勝組み合わせ①】米国vsドミニカ共和国 決勝進出懸け激突
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)はいよいよ準決勝の舞台へ。野球版“マーチ・マッドネス”とも呼ばれる熱戦は、まず米国とドミニカがファイナル4の切符を手にした。 熱戦が続いた大会は準決勝ラウンドに突入。まず15日(日本時間16日)、マイアミのローンデポ・パークで米国代表とドミニカ共和国代表が対戦し、勝者が17日(日本時間18日)の決勝戦に進む。
米国の捕手ローリー、カナダ代表ネイラーのグータッチを拒否
カル・ローリーは信念を貫いた。 ワールドベースボールクラシック(WBC)準々決勝、アメリカ対カナダで、米国代表の捕手、カル・ローリーがカナダ代表キャプテンでマリナーズのチームメイトのジョシュ・ネイラーのグータッチを断る場面があった。
リリーフ左腕のクーロムがレッドソックスと1年契約
レッドソックスはオフシーズンを通して、ローテーションの補強を続けていたが、ブルペンを強化するための動きも忘れていない。 12日(日本時間13日)、レッドソックスはリリーフ左腕のダニー・クーロムと1年間のメジャー契約を結ぶことで合意したことを発表。ロースターの40人枠に空きを作る必要があったため、内野手のロミー・ゴンザレスを60日間の負傷者リストに登録した。 36歳のクーロムは、投球イニングこそ限られているものの、ここ数年はメジャーで最も効果的なリリーフ左腕として、静かに活躍を続けてきた。過去5年間で合計188試合に登板し、防御率2.64を記録。その期間中、1イニングあたり1個以上の三振を奪っている。 昨季はツインズで素晴らしい活躍を見せ、40試合に登板して防御率1.16をマーク。7月末にレンジャーズへトレードされたが、移籍後は15試合で防御率5.25と苦戦した。それでも、シーズントータルでは55試合に登板して防御率2.30の好成績を残し、43イニングで43個の三振を奪った。
【プールB】イタリア勝利で首位、アメリカは2位通過
アメリカ代表はようやく胸をなで下ろすことができる。 11日、イタリアがメキシコに9-1で勝利したことで、アメリカ代表は2026年ワールドベースボールクラシックの準々決勝進出を正式に決めた。アメリカは3勝1敗でプールBを2位通過し、13日(日本時間14日)にカナダと対戦する。
555本塁打の父を彷彿とさせるパワー、ブラジル代表ラミレスがアメリカ代表から2HR
背番号24を背負い、豪快な本塁打を放つ新たな”ラミレス”が野球界最大の舞台に現れた。 それがエンゼルス傘下のプロスペクトであり、12度のオールスターに選ばれた外野手マニー・ラミレスの息子のルーカス・ラミレスだ。6日(日本時間7日)、ヒューストンのダイキンパークで行われたブラジル対アメリカ戦で試合開始直後から強烈な存在感を示した。父譲りのパワーを発揮し、アメリカ相手に2本のソロを放ち、WBC史上最年少で1試合2本塁打を記録した選手となった。 一回裏、ブラジルの先頭打者として打席に立ったラミレスは、アメリカ先発ローガン・ウェブの2球目を強振。シンカー主体で打ちづらい投手から、打球速度104.1マイル(約167.5キロ)、飛距離392フィート(約119メートル)の一発を右中間スタンドへ叩き込んだ。これはWBC史上10本目の先頭打者本塁打で2026年大会では1本目となった。
カブスのエースは誰か?カウンセル監督も分からないうれしい悩み
2026年、カブスの最高の先発投手として頭角を現す可能性のある投手は多数いる。しかし、クレイグ・カウンセル監督が最有力候補を挙げるとは期待しない方がいい。 カウンセル監督は28日、MLBネットワークで才能豊かなチームのエースを挙げるよう求められた際、苦笑いしながら「私からその答えを引き出すことはできない」と語った。
パドレスがベテラン野手アンドゥハーと1年契約
パドレスは、ベテラン内野手/DHのミゲル・アンドゥハーと1年400万ドル(約6億2500万円)で契約合意に達したと、MLB.comのマーク・フェインサンド記者が伝えた。3月に31歳を迎えるアンドゥハーは、出来高により最大200万ドル(約3億1200万円)を追加で得る可能性がある。 なお、球団からの正式発表は現時点では行われていない。
マルテ、ペルドモ、ドバルがワールドベースボールクラシックドミニカ共和国代表入り
1月31日(日本時間2月1日)、ドミニカ共和国はダイヤモンドバックスの内野手ケテル・マルテとヘラルド・ペルドモ、そしてヤンキースの救援右腕カミロ・ドバルがワールドベースボールクラシックの代表に参加することを発表した。 3名の選手は、ブラディミール・ゲレーロJr.、フェルナンド・タティスJr.、フリオ・ロドリゲスといったMLBのスターが揃う銀河系軍団に加わる。2023年の前回大会ではプール戦突破を逃したドミニカ共和国代表は、2013年以来となる優勝に向け、間違いなく意欲を燃やしている。 マルテとドバルは共に2023年のドミニカ大会に出場しており、2025年最大のブレイクスターの一人であるペルドモは初出場となる。マルテは2023年のクラシックで8打数2安打(打率.250)、1二塁打、1打点の成績を残した。一方、ドバルは2度の救援登板で2回1/3を無失点、3三振の好投を見せた。
大谷翔平、愛犬デコイと絵本作家デビュー 一部を先行公開
国際的スーパースター。MVP4回。ワールドシリーズ2度制覇。多くを成し遂げた男が、絵本作家デビューをする。ドジャースの二刀流スター・大谷翔平が、このオフに挑んだ新ジャンルは「絵本」。しかも主役は、あの愛犬デコイだ。
アスレチックスが若手スター遊撃手のウィルソンと7年契約
アスレチックスのジェイコブ・ウィルソンは短期間で様々なことを経験した。ドラフト指名から1年と少しが経過した2024年7月にメジャーデビューを果たし、2年目の昨季はレギュラーに定着。新人ながらファン投票でオールスターに選出された。 そして、ウィルソンが次の大きな偉業を成し遂げるまで、2026年に入ってからそれほど時間はかからなかった。30日(日本時間31日)、アスレチックスはウィルソンと7年契約を結んだことを発表。MLB.comが関係者から得た情報によると、総額は7000万ドル(約105億円)で、契約8年目となる2033年は球団側に選択権のあるオプションになっているという。
カブス・ホートンがサイ・ヤング賞を狙うための3つの課題
カブスのケイド・ホートンは後半戦の歴史的な活躍により、ナショナル・リーグの新人王投票で2位にランクインした。この勢いをメジャー2年目に持ち込むことができれば、さらなる好成績も期待できるだろう。 もしホートンが課題を克服し、好調を維持すれば、来季はナ・リーグのサイ・ヤング賞争いに加わることも不可能ではないかもしれない。もちろん、これは高いハードルであり、ポール・スキーンズ(パイレーツ)、クリストファー・サンチェス(フィリーズ)、山本由伸(ドジャース)ら好投手が揃っている以上、競争は熾烈なものになる。しかし、ホートンは後半戦の12先発で防御率1.03をマークしており、少なくともサイ・ヤング賞を狙えるチャンスはあると言える。 ここではホートンが2026年のサイ・ヤング賞を狙うために克服しなければならない3つの課題について見ていく。
2025年プレーオフで活躍した選手トップ20
激戦のワイルドカードシリーズから、手に汗握る7戦のワールドシリーズに至るまで、2025年のMLBポストシーズンでは傑出したパフォーマンスを見せた選手が数多くいた。 打席、マウンド、そして守備において、スター選手たちは重要な局面で本領を発揮した。プレーオフを通してチームの命運をつなぐべく、決定的な一打を放ち、ここ一番でアウトを奪った。 MLBネットワークが選出した、2025年ポストシーズンのトップ20選手は以下の通りだ。
2026年ドジャースで大きな飛躍が期待される3人の投手
2026年を迎えるにあたり、ドジャースがメジャー最強の先発ローテーションを擁していると主張するのは難しくない。大谷翔平、山本由伸、ブレイク・スネル、タイラー・グラスナウ、佐々木朗希によるローテーションを考えれば、先発陣に関しては率直に言って盤石だ。しかし、ドジャースがここ数年、嫌というほど思い知らされてきたように、予期せぬ事態は起こるものだ。 2025年、スネル、グラスナウ、佐々木の全員が負傷者リスト(IL)での長期離脱を余儀なくされた。大谷の投手デビューは6月中旬までずれ込み、イニングを伸ばすために多くの時間を要した。レギュラーシーズン中、ドジャースは17人の投手が少なくとも1試合以上に先発登板しており、これは全球団で3番目に多い数字だった。 しかし、2026年にドジャースの先発陣に負傷や不振が襲いかかったとしても、ワールドシリーズ連覇を果たした王者は十分な備えができている。3人の若手右腕、エメット・シーアン、ギャビン・ストーン、リバー・ライアンが、エリート先発陣を支えるドジャースの第一防衛線を形成する。1998~2000年のヤンキース以降では初めてとなる「3連覇」を目指す上で、このトリオが大きな役割を果たす可能性がある。 シーアンは2025年に同様の役割で卓越した成績を残した一方、ライアンとストーンはともに重大な負傷からの回復のためにシーズンを全休した。極めて重要となる可能性がある2026年、この3人に何を期待すべきか、以下にまとめる。
フィリーズとリアルミュートの再契約、3つの疑問
次の焦点はJ.T.リアルミュートだ。 フィリーズはオフの最優先課題だった主砲カイル・シュワーバーとの再契約を済ませ、次はリアルミュートとの交渉に本格的に取り組める段階に入った。ベテラン捕手はフィリーズで7シーズンを過ごした後にフリーエージェント(FA)になり、引き留めを目指している。 MLB.comのトッド・ゾレキ記者によると、フィリーズはすでにリアルミュート側に契約オファーを提示しており、デーブ・ドンブロウスキー編成本部長も再契約の可能性について楽観的な見方を示している。リアルミュートは今オフのFA市場で捕手として最高評価であり、フィリーズ在籍期間も高いパフォーマンスを続けてきた。一方で、来季は35歳シーズンに入るため、将来を見据えると慎重な判断が求められる要素もある。 以下では、リアルミュートとフィリーズの再契約を巡る3つの重要なポイントを整理する。
ポストシーズンのスター、ポランコがメッツと2年契約で合意報道
今オフ序盤、球団の顔だったピート・アロンソ、ブランドン・ニモ、エドウィン・ディアスと次々に別れを告げながらも、メッツ首脳陣は「これは再建でもリセットでもなく、再編だ」と一貫して強調してきた。 あくまでもメッツは、プレーオフ進出を狙えるチームをつくる方針を崩していない。その一歩として、13日(日本時間14日)にはホルヘ・ポランコと2年契約で合意に達した。ポストシーズンでの活躍で知られる両打ちの内野手だ。 まだ正式発表前のため球団は認めていないが、この契約は総額4000万ドル(約62億円)と伝えられている。
ブルージェイズがブルペン補強、下手投げのロジャースと3年契約で合意
ブルージェイズの忙しいオフシーズンは現在も継続中だ。12日(日本時間13日)、MLB.comのマーク・フェインサンドが関係者から得た情報によると、ブルージェイズは救援右腕タイラー・ロジャースと3年3700万ドル(約55億5000万円)の契約を結ぶことで合意。条件付きのオプションが盛り込まれており、4年間の総額は4800万ドル(約72億円)に達する可能性がある。なお、球団からの正式発表はまだ行われていない。 ロジャースは今季メジャーでプレーした唯一のアンダーハンド投手。毎年安定したパフォーマンスを続けており、今オフの移籍市場で最も興味深い選手の1人だった。
レイズがベテラン左腕マッツと2年1500万ドル(約23億円)で合意か
レイズがFAの左腕スティーブン・マッツと2年契約で合意に近づいていると、複数の関係者がMLB.comに明かした。マッツの契約総額は1500万ドル(約23億円)で、1年あたり750万ドル(約11億5000万円)となる見込み。球団は身体検査の結果を待っており、契約を正式発表していない。 「もっと良くなる方法を模索し、投手陣を改善し、近いうちに達成できることを期待していくつかのことを進めている」とエリック・ニアンダー編成部長はウィンターミーティングで語っていた。
ダイヤモンドバックスが先発補強、右腕ソロカと1年契約で合意
ダイヤモンドバックスがウィンターミーティング開幕早々に先発補強を実現させた。8日(日本時間9日)、MLB.comが関係者から得た情報によると、フリーエージェント(FA)の右腕マイケル・ソロカと1年750万ドル(約11億2500万円)で契約合意。出来高を含めると、最大で950万ドル(約14億2500万円)に達する可能性がある。なお、球団からの正式発表はまだ行われていない。
22歳カミネロ、ワールドベースボールクラシックでドミニカ共和国代表入り
ドミニカ共和国代表のアルバート・プホルス監督は、レイズの三塁手ジュニオール・カミネロが2026年ワールドベースボールクラシックでのドミニカ共和国代表に選ばれたことを発表した。22歳のカミネロは、2025年に45本塁打でメジャー6位にランクインするなど、リーグ屈指の若手スラッガーとして注目選手だ。
カブス、来季ポストシーズンでの鍵を握る6選手
2025年シーズン、カブスはスター選手の台頭と将来有望な新人先発の活躍によって存在感を示した。 中堅でナ・リーグのゴールドグラブ賞を受賞したピート・クロウ=アームストロング、そして新人王投票2位のケイド・ホートンは、ポストシーズンに進出し、ワイルドカードシリーズでパドレスを破り、続く地区シリーズでMLB最高勝率のブルワーズを土俵際まで追い込む快進撃の立役者だった。 2026年にさらに上を狙うためには、彼らのように一段上の成長を見せる選手が不可欠だ。ここでは、来季のカブスでキーマンになり得る6選手を紹介する。
今後、出塁率5割を達成する打者が現れる可能性はあるのか?
年が経つごとに、4割打者の夢は消えつつある。 2026年シーズンは、最後の4割打者(1941年テッド・ウィリアムスの打率.406)が誕生してから85年目のシーズンとなる。もちろん、それ以降も4割打者が誕生するチャンスはあったが、球界に大きな変化が起こらない限り、新たな4割打者が生まれることは考えにくい。 しかし、別の記録はどうだろうか。アスレチックスの「マネーボール」が大きな話題となった2000年代初頭以降、打率よりも出塁率が重要であるという認識が一般的になっている。出塁率4割は確かに素晴らしい数字だが、歴史的な記録とは言えない。では、出塁率5割はどうか。 エクスパンション時代(1961年以降)において、出塁率5割を達成したのはバリー・ボンズただ1人。しかもボンズは2001~04年に4年連続で達成し、2004年には史上最高の.609をマークした。しかし、ボンズが引退してから長い時間が経過しており、出塁率5割は20年以上達成されていない。「出塁率5割」は「打率4割」と比較して、現実的な目標と言えるのだろうか。 ここでは出塁率5割の歴史を振り返るとともに、今後新たに出塁率5割が達成される可能性を考察し、その候補となり得る選手について見ていく。
注目のノンテンダーFA12選 外野手ガルシアら
21日(日本時間22日)にテンダーデッドラインが過ぎ、66人の選手が「ノンテンダー」となり、フリーエージェント(FA)となった。テンダーデッドライン後にFA市場に加わった興味深い12選手を紹介する。
トライアウトで主役をさらった16歳ゲレーロJr.、ソトが目撃した怪物ぶり
2014年、ドミニカ共和国のナショナルズのアカデミーに、将来のオールスター選手たち3人がトライアウトのために集まった。ブラディミール・ゲレーロJr.、フアン・ソト、フェルナンド・タティスJr.。 その中で、ひときわ存在感を放ったのは誰だったのか。 当時、3人は16歳前後の少年だったが、この日の出来事は今も語り草になっている。 ソトとタティスJr.が外野で球拾い役を任される中、30分間の打撃練習に挑んだゲレーロJr.が圧巻のショーを披露した。 「500フィート(約152.4メートル)の打球を打ちまくったんだ」とソトは振り返る。「球拾いなんて必要ないよ。ブン、ブン、ブンって球が全部外に飛んでいったんだ。俺たちは『何が起きてるんだ?』って感じだったよ」 ゲレーロJr.の迫力に、ソトとタティスは完全にかすんでしまい、2人は数スイングしただけで、あっさりとトライアウトは終了した。
ドジャース3連覇の鍵を握る6選手
2025年の連覇で改めて証明されたように、ワールドシリーズを勝ち抜くにはスター選手の活躍だけでなく、『チーム全体の総合力』が不可欠だ。 大谷翔平、山本由伸、ムーキー・ベッツらのスター選手が躍動する一方で、名脇役たちもレギュラーシーズンからポストシーズンにかけて大きな存在感を放ち、連覇の栄冠につながった。ワールドシリーズでは、第3戦でのウィル・クラインの好リリーフ、ミゲル・ロハスの華麗な守備と第7戦の同点弾、そしてアンディ・パヘスの延長戦突入を呼び込んだスーパーキャッチなど、勝利を決定づけるシーンがいくつも生まれた。 ドジャースは2026年に『3連覇』という前人未到の領域に踏み込めるのか。実現すれば、1998〜2000年のヤンキース以来の快挙となる。その歴史的挑戦を支える可能性を秘めた6選手を紹介する。