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Theo DeRosa

カブス・ホートンがサイ・ヤング賞を狙うための3つの課題

今季は後半戦に大活躍し、新人王投票2位にランクイン

カブスのケイド・ホートンは後半戦の歴史的な活躍により、ナショナル・リーグの新人王投票で2位にランクインした。この勢いをメジャー2年目に持ち込むことができれば、さらなる好成績も期待できるだろう。 もしホートンが課題を克服し、好調を維持すれば、来季はナ・リーグのサイ・ヤング賞争いに加わることも不可能ではないかもしれない。もちろん、これは高いハードルであり、ポール・スキーンズ(パイレーツ)、クリストファー・サンチェス(フィリーズ)、山本由伸(ドジャース)ら好投手が揃っている以上、競争は熾烈なものになる。しかし、ホートンは後半戦の12先発で防御率1.03をマークしており、少なくともサイ・ヤング賞を狙えるチャンスはあると言える。 ここではホートンが2026年のサイ・ヤング賞を狙うために克服しなければならない3つの課題について見ていく。

2025年プレーオフで活躍した選手トップ20

激戦のワイルドカードシリーズから、手に汗握る7戦のワールドシリーズに至るまで、2025年のMLBポストシーズンでは傑出したパフォーマンスを見せた選手が数多くいた。 打席、マウンド、そして守備において、スター選手たちは重要な局面で本領を発揮した。プレーオフを通してチームの命運をつなぐべく、決定的な一打を放ち、ここ一番でアウトを奪った。 MLBネットワークが選出した、2025年ポストシーズンのトップ20選手は以下の通りだ。

2026年ドジャースで大きな飛躍が期待される3人の投手

2026年を迎えるにあたり、ドジャースがメジャー最強の先発ローテーションを擁していると主張するのは難しくない。大谷翔平、山本由伸、ブレイク・スネル、タイラー・グラスナウ、佐々木朗希によるローテーションを考えれば、先発陣に関しては率直に言って盤石だ。しかし、ドジャースがここ数年、嫌というほど思い知らされてきたように、予期せぬ事態は起こるものだ。 2025年、スネル、グラスナウ、佐々木の全員が負傷者リスト(IL)での長期離脱を余儀なくされた。大谷の投手デビューは6月中旬までずれ込み、イニングを伸ばすために多くの時間を要した。レギュラーシーズン中、ドジャースは17人の投手が少なくとも1試合以上に先発登板しており、これは全球団で3番目に多い数字だった。 しかし、2026年にドジャースの先発陣に負傷や不振が襲いかかったとしても、ワールドシリーズ連覇を果たした王者は十分な備えができている。3人の若手右腕、エメット・シーアン、ギャビン・ストーン、リバー・ライアンが、エリート先発陣を支えるドジャースの第一防衛線を形成する。1998~2000年のヤンキース以降では初めてとなる「3連覇」を目指す上で、このトリオが大きな役割を果たす可能性がある。 シーアンは2025年に同様の役割で卓越した成績を残した一方、ライアンとストーンはともに重大な負傷からの回復のためにシーズンを全休した。極めて重要となる可能性がある2026年、この3人に何を期待すべきか、以下にまとめる。

フィリーズとリアルミュートの再契約、3つの疑問

次の焦点はJ.T.リアルミュートだ。 フィリーズはオフの最優先課題だった主砲カイル・シュワーバーとの再契約を済ませ、次はリアルミュートとの交渉に本格的に取り組める段階に入った。ベテラン捕手はフィリーズで7シーズンを過ごした後にフリーエージェント(FA)になり、引き留めを目指している。 MLB.comのトッド・ゾレキ記者によると、フィリーズはすでにリアルミュート側に契約オファーを提示しており、デーブ・ドンブロウスキー編成本部長も再契約の可能性について楽観的な見方を示している。リアルミュートは今オフのFA市場で捕手として最高評価であり、フィリーズ在籍期間も高いパフォーマンスを続けてきた。一方で、来季は35歳シーズンに入るため、将来を見据えると慎重な判断が求められる要素もある。 以下では、リアルミュートとフィリーズの再契約を巡る3つの重要なポイントを整理する。

ポストシーズンのスター、ポランコがメッツと2年契約で合意報道

今オフ序盤、球団の顔だったピート・アロンソ、ブランドン・ニモ、エドウィン・ディアスと次々に別れを告げながらも、メッツ首脳陣は「これは再建でもリセットでもなく、再編だ」と一貫して強調してきた。 あくまでもメッツは、プレーオフ進出を狙えるチームをつくる方針を崩していない。その一歩として、13日(日本時間14日)にはホルヘ・ポランコと2年契約で合意に達した。ポストシーズンでの活躍で知られる両打ちの内野手だ。 まだ正式発表前のため球団は認めていないが、この契約は総額4000万ドル(約62億円)と伝えられている。

ブルージェイズがブルペン補強、下手投げのロジャースと3年契約で合意

2020年以降の403登板はメジャー断トツ

ブルージェイズの忙しいオフシーズンは現在も継続中だ。12日(日本時間13日)、MLB.comのマーク・フェインサンドが関係者から得た情報によると、ブルージェイズは救援右腕タイラー・ロジャースと3年3700万ドル(約55億5000万円)の契約を結ぶことで合意。条件付きのオプションが盛り込まれており、4年間の総額は4800万ドル(約72億円)に達する可能性がある。なお、球団からの正式発表はまだ行われていない。 ロジャースは今季メジャーでプレーした唯一のアンダーハンド投手。毎年安定したパフォーマンスを続けており、今オフの移籍市場で最も興味深い選手の1人だった。

レイズがベテラン左腕マッツと2年1500万ドル(約23億円)で合意か

レイズがFAの左腕スティーブン・マッツと2年契約で合意に近づいていると、複数の関係者がMLB.comに明かした。マッツの契約総額は1500万ドル(約23億円)で、1年あたり750万ドル(約11億5000万円)となる見込み。球団は身体検査の結果を待っており、契約を正式発表していない。 「もっと良くなる方法を模索し、投手陣を改善し、近いうちに達成できることを期待していくつかのことを進めている」とエリック・ニアンダー編成部長はウィンターミーティングで語っていた。

ダイヤモンドバックスが先発補強、右腕ソロカと1年契約で合意

ギャレンとケリーの穴を埋める先発補強第1弾

ダイヤモンドバックスがウィンターミーティング開幕早々に先発補強を実現させた。8日(日本時間9日)、MLB.comが関係者から得た情報によると、フリーエージェント(FA)の右腕マイケル・ソロカと1年750万ドル(約11億2500万円)で契約合意。出来高を含めると、最大で950万ドル(約14億2500万円)に達する可能性がある。なお、球団からの正式発表はまだ行われていない。

22歳カミネロ、ワールドベースボールクラシックでドミニカ共和国代表入り 

ドミニカ共和国代表のアルバート・プホルス監督は、レイズの三塁手ジュニオール・カミネロが2026年ワールドベースボールクラシックでのドミニカ共和国代表に選ばれたことを発表した。22歳のカミネロは、2025年に45本塁打でメジャー6位にランクインするなど、リーグ屈指の若手スラッガーとして注目選手だ。

カブス、来季ポストシーズンでの鍵を握る6選手

2025年シーズン、カブスはスター選手の台頭と将来有望な新人先発の活躍によって存在感を示した。 中堅でナ・リーグのゴールドグラブ賞を受賞したピート・クロウ=アームストロング、そして新人王投票2位のケイド・ホートンは、ポストシーズンに進出し、ワイルドカードシリーズでパドレスを破り、続く地区シリーズでMLB最高勝率のブルワーズを土俵際まで追い込む快進撃の立役者だった。 2026年にさらに上を狙うためには、彼らのように一段上の成長を見せる選手が不可欠だ。ここでは、来季のカブスでキーマンになり得る6選手を紹介する。

今後、出塁率5割を達成する打者が現れる可能性はあるのか?

2004年のバリー・ボンズが最後

年が経つごとに、4割打者の夢は消えつつある。 2026年シーズンは、最後の4割打者(1941年テッド・ウィリアムスの打率.406)が誕生してから85年目のシーズンとなる。もちろん、それ以降も4割打者が誕生するチャンスはあったが、球界に大きな変化が起こらない限り、新たな4割打者が生まれることは考えにくい。 しかし、別の記録はどうだろうか。アスレチックスの「マネーボール」が大きな話題となった2000年代初頭以降、打率よりも出塁率が重要であるという認識が一般的になっている。出塁率4割は確かに素晴らしい数字だが、歴史的な記録とは言えない。では、出塁率5割はどうか。 エクスパンション時代(1961年以降)において、出塁率5割を達成したのはバリー・ボンズただ1人。しかもボンズは2001~04年に4年連続で達成し、2004年には史上最高の.609をマークした。しかし、ボンズが引退してから長い時間が経過しており、出塁率5割は20年以上達成されていない。「出塁率5割」は「打率4割」と比較して、現実的な目標と言えるのだろうか。 ここでは出塁率5割の歴史を振り返るとともに、今後新たに出塁率5割が達成される可能性を考察し、その候補となり得る選手について見ていく。

注目のノンテンダーFA12選 外野手ガルシアら

21日(日本時間22日)にテンダーデッドラインが過ぎ、66人の選手が「ノンテンダー」となり、フリーエージェント(FA)となった。テンダーデッドライン後にFA市場に加わった興味深い12選手を紹介する。

トライアウトで主役をさらった16歳ゲレーロJr.、ソトが目撃した怪物ぶり

2014年、ドミニカ共和国のナショナルズのアカデミーに、将来のオールスター選手たち3人がトライアウトのために集まった。ブラディミール・ゲレーロJr.、フアン・ソト、フェルナンド・タティスJr.。 その中で、ひときわ存在感を放ったのは誰だったのか。 当時、3人は16歳前後の少年だったが、この日の出来事は今も語り草になっている。 ソトとタティスJr.が外野で球拾い役を任される中、30分間の打撃練習に挑んだゲレーロJr.が圧巻のショーを披露した。 「500フィート(約152.4メートル)の打球を打ちまくったんだ」とソトは振り返る。「球拾いなんて必要ないよ。ブン、ブン、ブンって球が全部外に飛んでいったんだ。俺たちは『何が起きてるんだ?』って感じだったよ」 ゲレーロJr.の迫力に、ソトとタティスは完全にかすんでしまい、2人は数スイングしただけで、あっさりとトライアウトは終了した。

ドジャース3連覇の鍵を握る6選手

2025年の連覇で改めて証明されたように、ワールドシリーズを勝ち抜くにはスター選手の活躍だけでなく、『チーム全体の総合力』が不可欠だ。 大谷翔平、山本由伸、ムーキー・ベッツらのスター選手が躍動する一方で、名脇役たちもレギュラーシーズンからポストシーズンにかけて大きな存在感を放ち、連覇の栄冠につながった。ワールドシリーズでは、第3戦でのウィル・クラインの好リリーフ、ミゲル・ロハスの華麗な守備と第7戦の同点弾、そしてアンディ・パヘスの延長戦突入を呼び込んだスーパーキャッチなど、勝利を決定づけるシーンがいくつも生まれた。 ドジャースは2026年に『3連覇』という前人未到の領域に踏み込めるのか。実現すれば、1998〜2000年のヤンキース以来の快挙となる。その歴史的挑戦を支える可能性を秘めた6選手を紹介する。

大谷が最優秀DH賞を5年連続で受賞

13日(日本時間14日)、大谷翔平(31)がエドガー・マルティネス賞(最優秀指名打者賞)を受賞した。大谷の同賞獲得は5年連続で、1973年の創設以来、デービッド・オルティス(レッドソックスなど)と並んで最多連続受賞記録となった。

延長戦を呼ぶ男?国家斉唱のペイズリーとドジャースの縁

試合前から、ドジャースタジアムの観客たちは「今日は長くなりそうだぞ」と予感していたかもしれない。 ブルージェイズとドジャースのワールドシリーズ第3戦でのアメリカ国歌斉唱を行ったカントリー歌手のブラッド・ペイズリーは、熱狂的なドジャースファン、そして延長戦を呼ぶ男として知られている。

ゴールドグラブ賞のファイナリスト発表

カブスから最多の6人、ブルージェイズも6部門に5人

15日(日本時間16日)、ローリングス主催のゴールドグラブ賞のファイナリストが発表された。受賞者は11月2日(同3日)にESPNの番組内で発表される予定だ。 各リーグの各ポジションに3人のファイナリストが選出された。伝統的な9ポジションに加え、2022年からはユーティリティ部門の表彰も開始されている。

【投票受付中】打撃No.1を決めるハンク・アーロン賞の候補者が発表

レギュラーシーズンで、もっとも優れた打者は誰だったのか? それを決めるのが「ハンク・アーロン賞」だ。ベーブ・ルースの通算本塁打記録をハンク・アーロンが破ってから25周年を記念して、1999年に創設された。受賞者は殿堂入り選手たちとファンの投票によって決定される。 現在も投票を受け付けており、締切は12日米東部時間午後11時59分(日本時間13日、13時59分)となっている。 受賞者は、11月13日(木)にラスベガスで開催される「MLBアワード」授賞式にて発表される予定だ。

識者がワイルドカードシリーズの勝敗を予想!

ガーディアンズ、ヤンキース、ドジャース、パドレスが突破予想

2025年のポストシーズンがあす30日(日本時間10月1日)から始まる。第1ラウンドは第3シード以下の両リーグ8チームが登場するワイルドカードシリーズだ。 ア・リーグは第3シードのガーディアンズが第6シードのタイガースを迎え撃ち、第4シードのヤンキースと第5シードのレッドソックスによる因縁のライバル対決も実現。 ナ・リーグではディフェンディングチャンピオンで第3シードのドジャースが、第6シードのレッズを本拠地に迎え、ともに日本人選手を擁する第4シードのカブスと第5シードのパドレスが対戦する。 白熱必至の戦いを前に、MLB.comの識者がワイルドカードシリーズの勝敗を予想した。

チャップマンが18試合ぶりの安打を浴びてサヨナラ負け、吉田はノーヒット

新天地デビューのハリソンは3回無失点の好リリーフ

【アスレチックス5-4レッドソックス】サクラメント/サターヘルスパーク、9月10日(日本時間11日) レッドソックスの吉田正尚は敵地でのアスレチックス戦に「5番・DH」でスタメン出場。二回の第1打席で四球を選び、ネイト・イートンのタイムリー二塁打で同点のホームを踏んだが、その後の3打席は凡退し、2試合連続ノーヒットに終わった。今季の打撃成績は打率.235、出塁率.289、OPS.627となっている。チームは守護神アロルディス・チャップマンが打たれてサヨナラ負けを喫し、アスレチックス3連戦のスイープを逃した。

パドレスのアラエス、打席で筋トレ披露に観客大爆笑

パドレスの内野手、ルイス・アラエスがオリオールズ戦で前代未聞の『珍パフォーマンス』を披露した。 3点を追いかける五回、2死三塁のチャンスの場面で、カウント1―2から内角低めのスライダーをよけたアラエスは思わず前のめりに倒れ込むと・・・、バットを握った左手を地面につくと、右手を本塁に置き、なんと『腕立て伏せ』を2回披露。何事かと心配そうに見守っていた観客からは大爆笑が起こった。

レッドソックスが守護神チャップマンと2026年まで契約延長へ

今季57試合に登板して自己ベストの防御率1.04を記録

レッドソックスでキャリア最高のシーズンを過ごしているアロルディス・チャップマンが来季もレッドソックスでプレーすることになった。 30日(日本時間31日)、MLB.comが関係者から得た情報によると、チャップマンはレッドソックスとの契約延長に合意。まだ球団からの公式発表は行われていないが、新たに1年契約を結び、球団と選手の両者に2027年のオプション(契約延長の選択権)が付属しているようだ。

今季はまだノーヒットノーランなし。その原因とは?

ノーヒットノーランなしのシーズンはどれほど珍しいのか?

最後にノーヒットノーランが達成されてから、長く時間が経ったような気がするだろうか? その直感は正しい。 MLBでは、2024年9月4日にカブスの3投手がパイレーツ戦で継投ノーヒットノーランを達成して以来、記録されていない。最後に単独でノーヒットノーランを達成したのは、2024年8月2日のブレイク・スネルだ。2025年は惜しい場面はいくつかあったものの、記録されていない。 ノーヒットノーランがないシーズンは歴史上でどれだけ珍しいことなのか、そしてその原因は何なのか、そして今季最もノーヒットノーランに近づいた好投を振り返ってみよう。

ジャグリングで三振アウト! 捕手フォルテスの神業に球場騒然

【アスレチックス4-7レイズ】サクラメント/サッターヘルスパーク、8月11日(日本時間12日) アスレチックス戦で、レイズの捕手ニック・フォルテスがグラブを使わず、世にも珍しいジャグリング三振でアウトをもぎとった。

【今週注目の5カード】首位攻防戦のカブス×ブルワーズに注目!

今週はプレーオフ争いを左右する注目カードが目白押しだ。なかでもナ・リーグ中地区の直接対決、カブス対ブルワーズ(ミルウォーキー)は要注目だ。現時点で両軍はともに62勝43敗で地区首位に並び、ナ・リーグ全体でもトップの勝率を誇る。28日からの3連戦は、ポストシーズンを占う上で重要なシリーズとなりそうだ。