ドジャースはベテラン内野手ミゲル・ロハスと年俸550万ドル(約8億5800万円)の1年契約で再契約に合意する見込み、と関係者が3日(日本時間4日)、MLB.comに明かした。球団はまだこの契約を正式発表していない。
ロハスはワールドシリーズ第7戦の九回に同点本塁打を放ち、ドジャースの連覇に貢献した。2026年シーズンを現役ラストイヤーにすると公言している。最後の1年を2014年にメジャーデビューを果たしたロサンゼルスで過ごしたいという希望も公言していた。
ロハスは2025年、主に控えメンバーとして打率.262をマーク。二塁、三塁、遊撃で安定した守備を続けた。ナ・リーグのユーティリティ部門のゴールドグラブ賞最終候補にも残った。
ワールドシリーズでは思わぬヒーローになった。約3週間スタメンから外れていたものの、第6戦と第7戦では二塁の先発に起用された。第7戦でドジャースが敗退まで残り2アウトまで追い込まれた場面、ブルージェイズのクローザー、ジェフ・ホフマンから信じがたい同点ソロ本塁打を放ち、土壇場でシーズンをつなげた。この一発が延長11回での勝利につながり、球団史上9度目のワールドシリーズ制覇を引き寄せた。
