オールスターゲーム選出は、一生消えることのない勲章だ。サインを書くときに「’25オールスター」と添えることもできる。これから複数回選ばれる選手もいるだろう。だが、初めてのオールスターは一度しかない。
先発メンバーはすでに発表されているが、今夜(東部時間午後5時)残りのメンバーが発表される予定だ。ここでは『初球宴』の可能性を秘めた10人を紹介する。
鈴木誠也(カブスDH、30歳、4年目)
鈴木がメジャーで真価を発揮している。出塁率は過去よりやや低下しているが、長打力が大幅アップし、今季は打率.547を記録。両リーグ通じて最多の75打点をマークし、わずか53試合少ない時点で昨季の自己最多を更新した。今季はすでにキャリアハイの23本塁打を放ち、このペースなら「40発&140打点超え」も現実味を帯びる。カブスでナ・リーグ打点王に輝いたのはアーニー・バンクス、サミー・ソーサら4人のみ。健康を維持すれば、鈴木が5人目となる日も近い。
ジョナサン・アランダ(レイズ一塁手、27歳、4年目)
今季ついにレギュラー起用され、打率.320、出塁率.401と好成績。単なるアベレージヒッターではなく、先週はオリオールズ戦で467フィート弾を放った。同僚ジェイク・マンガムも「彼をアトランタ(球宴)に連れて行こう、お願いだから」と語るほどだ。
ハンター・ブラウン(アストロズ先発、26歳、4年目)
今季メジャー最強クラスに変貌。2023年は防御率5.09と苦しんだが、今季は1.82でメジャートップ。三振数増加の一方で四球は減り、被打率低下と全てにおいて進化を遂げている。初球宴どころか先発も有力視される存在だ。
クリス・ブービッチ(ロイヤルズ先発、27歳、6年目)
TJ手術を経て先発復帰。昨季は救援で調整し、今季は16先発で防御率2.25。5月に月間最優秀投手を受賞し、6月はやや調子を落としたが、シーズン通算では十分球宴に値する。
ブレンダン・ドノバン(カージナルス二塁手、28歳、4年目)
既にゴールドグラブを受賞している万能選手だが、今季はチームで最も安定した打者に。打率は.300を切ったものの出塁率.364を維持し、最近は1番打者に定着。初のオールスター入りが遅すぎたと言われるほどの存在感を放つ。
トレバー・メギル(ブルワーズ右腕、31歳、5年目)
守護神デビン・ウィリアムズが移籍した穴を埋め、昨季21セーブに続き今季も既に18セーブ。四球率は高めだが、威力ある速球でチームに勝利をもたらす。
アンディ・パヘス(ドジャース外野手、24歳、2年目)
チーム唯一の若手主力。今季は昨年より32試合少ない時点で本塁打を4本上回り、打率も約50ポイント上昇。ベテラン揃いの打線で『若き破壊者』として存在感を増す。
ジョー・ライアン(ツインズ先発、29歳、5年目)
これまで球宴経験がないのが不思議なくらいだが、今季8勝4敗、防御率2.75と過去最高ペース。被打球運に恵まれている側面もあるが、チームが苦戦する中でエースとして奮闘中だ。
カイル・ストワーズ(マーリンズ外野手、27歳、4年目)
オリオールズから移籍し、今季初めてレギュラー機会を得た。チーム打撃主要部門を総なめにし、OPS.514と古巣オリオールズ打線の多くを上回る。
ジェームス・ウッド(ナショナルズ外野手、22歳、2年目)
メジャー2年目にしてWAR8位。パワー、アベレージ、出塁率、走塁全てを兼備する超逸材で、ホームランダービーでもスター候補筆頭だ。
