カブスとブレグマンの契約、5つのポイント
10日(日本時間11日)は、シカゴのスポーツファンにとって最高の一夜となった。ファンがNFLのプレーオフでベアーズが宿敵グリーンベイ・パッカーズ相手に劇的な後半の逆転勝利を見届ける中、カブスが三塁手のアレックス・ブレグマンと5年総額1億7500万ドル(約274億4000万円)の契約で合意したという一報が入った。複数の関係者がMLB.comに明かした。 オールスター選出3度、ワールドシリーズ優勝2度を誇るブレグマンは、ナ・リーグ中地区の頂点、そして2016年のタイトルから10年を経て再びワールドシリーズへの返り咲きを熱望するチームに加わる。
2026年、運気が上向く6球団、村上の加わったホワイトソックスは?
2025年の幕を閉じ、素晴らしい年を送ったチームをたたえる一方で、そうではなかったチームは次のことを心に留めておくべきだ。1年あれば状況は劇的に変わる。 ブルージェイズが良い例だ。2025年、チームはワールドシリーズに進出し、あと一歩で優勝まで迫った。だが、2024年はどうだったか? ブラディミール・ゲレーロJr.をトレードして一からやり直すのではないかという憶測に数カ月間耐えた末、最下位でシーズンを終えていた。
注目のアラフォーのベテランFA選手たち
ベテラン。 経験を積んだ者たちには、「キャリアの厚み」という特別な輝きがある。彼らのプレーは、単なる試合の一部ではなく、野球というゲームの歴史そのものを映し出している。私たちは、彼らが歳月を重ねていくのを、自分自身の時間の流れとともに見つめてきた。 野球は、ただ力で押すだけのスポーツではない。場面を読み、状況を見極め、勝負どころで最善を選ぶ知恵。これこそが、ベテランが今も輝き続ける理由だ。
トレードか残留か?カージナルス注目5選手の今後
昨オフ、セントルイス・カージナルスはメジャーのロースター(登録選手)に行った補強は、3月15日にリリーフのフィル・メイトン獲得にとどまった。一方で、ベテラン選手のトレードに関する噂もあったが、結局何も動きはなかった。最もトレードの可能性が高いと思われていたノーラン・アレナドもノートレード条項(トレード拒否権)を行使して残留したため、静かな冬になった。 しかし、今オフは状況が一変する可能性がある。新しい野球部門社長ハイム・ブルームの下、カージナルスは活発に動く可能性が高い。ブルームはすでに2シーズンチームに携わり、ファームシステムの再建を開始している。大きな変化が予想されるが、まだまだ未知数な部分もある。 カージナルスにはトレード候補になりうるベテランが複数おり、選手ごとに事情は異なる。ノートレード条項の有無や、来季のNL中地区での競争力への貢献度、2026年以降のチームでの可能性などだ。 ここでは5人の注目選手について、トレードする場合と残留させる場合の両面を紹介する(アルファベット順)。
打倒大谷&ジャッジ、両MVPの牙城を崩すのは誰だ
近年のMVPは2人の男が独占している。もちろん、アーロン・ジャッジと大谷翔平のことだ。前者は2年連続、後者は3年連続で受賞し、2021年以降の10個のうち7度を2人が占めている。われわれが今まさに、野球史上屈指の二人を目撃している。
- “時代を象徴する” 大谷とジャッジ、史上初の2年連続MVP しかし同時に、多くの素晴らしい選手たちが毎年MVPを阻まれてしまうのは少し残念でもある。MVP級のシーズンを送りながら、ジャッジと大谷の異次元の活躍によってわずかに届かない不運を味わっている。すでにMVPを複数回獲っていてもおかしくない選手が何人もいるが、ジャッジと大谷が歴史的なパフォーマンスを続けているため、その壁を破れずにいるのだ。 いずれは(多分)この独占が終わる時が来るだろう。その時に王座を奪うのは誰なのか? ここでは2026年にジャッジ、そして大谷を打ち倒し得る、ア・リーグ/ナ・リーグそれぞれの候補を5人ずつ紹介する。(アルファベット順) アメリカン・リーグ ニック・カーツ(一塁手、アスレチックス) 「さすがに時期尚早では?」と思うかもしれないが、2025年の成績を見ただろうか?わずか117試合で36本塁打で、打撃成績はあらゆる面でジャッジに匹敵した。22歳のジャッジは1AとハイAで1年を過ごしたが、カーツは MLB で OPS 1.002 を叩き出し、さらに1試合6安打4本塁打という規格外の活躍までやってのけた。この若さでこれほどの実力があるのなら、ここからさらに伸びる可能性があるのは当然だ。そして、ほんの少し成長するだけでジャッジの領域に届く。
- アスレチックスのカーツが満票でア・リーグ新人王に選出
気が早すぎる?MLBパワーランキング:2025-26オフシーズン序盤
史上屈指の名勝負となったワールドシリーズが終わり、FA市場も開幕、GM会議も間近に迫っている。そこで今回は、2026年シーズンを見据えた『最初の』パワーランキングをお届けしたい。春までにまだ多くの出来事があると思うが、現時点での30球団の立ち位置を確認するには絶好のタイミングだ。 このランキングは例年通り、記事末尾に名前のあるMLB.comの寄稿者たちによって作成されている。ランキングそのものに不満があれば寄稿者全員へ、コメントの内容への不平不満は筆者へお願いします ※各チーム名の後ろの数字は、2025年レギュラーシーズン終了時点の最終パワーランキングです。 1位 ドジャース(3位) ドジャースは2年連続でワールドシリーズ制覇。多くの人が予想した通りではあったが、あのような形で達成するとは誰も思っていなかっただろう。圧倒的というより「なぜ勝てているのか」と思う場面もあったが、それでも勝ち切るのが彼ら。確かに主力は高齢化し、穴もあるが、補う方法を見つけるのがドジャースの常套(じょうとう)手段だ。
2026年、ドジャースを止めるのはどこか?
ロサンゼルス・ドジャース、球団史上9度目となる2年連続のワールドシリーズ(WS)制覇おめでとう。これでレッドソックスとアスレチックスに並び、MLB歴代3位タイとなった。ヤンキース(27度)に次ぐ2位のカージナルス(11度)までは2つ。 今シリーズは確か苦戦したが、2026年に3連覇を狙う態勢は整っている。
6年ぶりのWS第7戦、運命の一戦の見どころ5つ
【ブルージェイズ1-3ドジャース】トロント/ロジャースセンター、10月31日(日本時間11月1日) 「第7戦」 これ以上テンションを上げる言葉はないだろう。 ドジャースは2年連続の優勝を飾るのか? それともブルージェイズが32年ぶりの王座をつかむのか? 今シーズンの締めくくりとして、これ以上に何を望む事ができるだろうか。 このポストシーズンでは、毎日翌日の試合をプレビューしてきたが、どんな結末になろうと、今日はその最終日である。さあ、シートベルトを締めてショーを楽しもう。 ここでは、ワールドシリーズ第7戦(ドジャース対ブルージェイズ/3勝3敗)を前に注目すべき5つのポイントを紹介する。
ブルージェイズが王手をかけるWS第6戦の見どころ3つ
第3戦、18回に及ぶ死闘を制したドジャースがシリーズの流れをつかんだ。そう思った人は多かっただろう。ブルージェイズが、あの試合から立ち直るのはほぼ不可能だと。 しかし、結果はご存知の通り。ブルージェイズはその後の2試合でドジャースを12-3と圧倒している。ただし、相手はドジャース。最後の1勝を手にするまで、安心はできない。そんなブルージェイズには、トロントの大観衆がついている。間違いなくロジャースセンターは熱狂に包まれるはずだ。 ここではそんな第6戦に向けた3つの注目ポイントを紹介する。
ワールドシリーズ第4戦、3つの見どころ
ワールドシリーズ第3戦は今まで見た中でも最高の、そして最長の試合の一つだった。 6時間39分、18イニングの攻防で19人の投手が登場し、大谷翔平は2本塁打、4長打、5四球(うち申告敬遠4つ)を記録した。残塁は実に37を数え、走塁でアウトになる選手も続出した。クレイトン・カーショウは満塁のピンチを抜け出す好リリーフを見せ、最後はフレディー・フリーマンがまたしてもサヨナラ本塁打を放って決着させた。 ドジャースが2勝1敗で迎える第4戦はどうなるだろうか。3つの注目ポイントから、第4戦を展望する。
ワールドシリーズ第3戦、ポイント3選
ブルージェイズとドジャースはトロントで1勝ずつを分け合った。勝ち方もそれぞれの狙いどおりだった。第1戦では、ブルージェイズがドジャース投手陣をじわじわと追い詰め、救援陣を攻略。第2戦では、ドジャースが山本由伸(27)の圧巻の投球で試合を支配した。 そして、舞台はロサンゼルスへ。3日間で3試合の過密日程が待っている。周到な計画が崩れやすい、極限の戦いが始まる。
ワールドシリーズ第2戦の注目ポイント3選
MVPやオールスター級の選手をずらりと揃え、ポストシーズンで最初の10試合中9勝を挙げたドジャース。「このままワールドシリーズも圧倒的な強さで制するだろう」というのが大方の見方だった。ブルージェイズは、あたかもドジャースの栄光を彩る脇役のように扱われていた。 だが、その見方は完全に間違っていた。2-2の同点を破る六回の9得点、そして何より、一晩中立ち上がって声援を送り続けた観客の応援を背にブルージェイズがワールドシリーズ初戦を制して1勝0敗とリードを奪った。これでブルージェイズは、シリーズがロサンゼルスに戻る前にドジャースを窮地に追い込む絶好のチャンスを手にした。 以下は、25日(日本時間26日)に行われるワールドシリーズ第2戦の注目ポイントだ。
「大谷vs ゲレーロJr.」WSを左右する8人のキープレイヤー
野球では、一人の選手で優勝が決まることはない。これはNBAではないのだ。出場登録メンバーの全員が1つの歯車であり、すべての対戦は一対一の勝負。かのテッド・ウィリアムズやバリー・ボンズでさえ、ワールドシリーズ(WS)優勝には手が届かなかった。 それでも、たった一人の選手がシリーズに大きな影響を与えることはある。今ポストシーズンを通して、その現実を何度も見てきた。トロントで開幕するワールドシリーズでも、それは変わらない。 ここでは、ドジャースとブルージェイズからそれぞれ4人ずつ、「シリーズのカギを握る可能性がある選手たち」を4つのカテゴリに分けて紹介する。
「勝てばWS、負ければ敗退」運命の2025ALCSの見どころ3選
ついにこの時が来た。第7戦は、決して当たり前ではなく、毎年見られるわけではない。2023年はア・リーグとナ・リーグ、両方の優勝決定シリーズ(ALCS/NLCS=7回戦制)が第7戦までもつれたが、2021年、2022年、2024年には第7戦は1つもなかった。 両チーム合わせても第7戦を経験しているのはわずか1度のみで、1985年にブルージェイズがロイヤルズに敗れた時だけ。つまり、どちらかの球団が、初の「第7戦勝利」を祝うことになる。両チームとも、ワールドシリーズを渇望するファンに支えられ、すべてを懸けて戦う。考えるだけでも息が詰まる。 そんな第7戦の注目ポイントを3つ挙げよう。
【ALCS第6戦の見どころ】マリナーズが歴史を作るか、ブルージェイズが粘るか
17日(日本時間18日)は近年のポストシーズンでも、最もスリリングな一夜となった。マリナーズが八回の逆転劇で球団初のワールドシリーズ進出に王手をかけ、一方のナ・リーグでは大谷翔平が歴史に残るパフォーマンスでドジャースのリーグ連覇を決めた。 ドジャースがワールドシリーズへの切符をつかんだ今、残されるのはブルージェイズとマリナーズによるア・リーグ優勝決定シリーズ(ALCS=7回戦制)の行方だ。マリナーズが歴史を作るのか、はたまたブルージェイズが第7戦に持ち込むのか。運命のALCS第6戦の見どころを確認しておこう。
【日本時間10月17日】両リーグ優勝決定シリーズ、見どころ
まさか、両リーグ優勝決定シリーズ(LCS=7回戦制)がともにスイープ(4連勝)で終わるなんて思っていなかっただろう? いや、最初の2試合を見た後、そう思った人もいたかもしれない。 しかし、15日のア・リーグ優勝決定シリーズ(ALCS)第3戦、その最初の2イニングでは、考えを変える理由が見当たらなかった。フリオ・ロドリゲスが初回に2点本塁打を放ち、シアトルの観衆は狂喜乱舞。すでにワールドシリーズの対戦カードが見えたような気がした。だが、そうではなかった。 その後、ブルージェイズが12得点を奪う猛攻で無失点を続け、一気に形勢を覆した。ブルージェイズ打線がついに目を覚まし、少なくともALCSはシリーズとして再び息を吹き返した。 ナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)も同じ展開になるのか? 舞台をロサンゼルスに移した第3戦で、その答えがすぐに分かる。 16日に開催される2試合のLCSから、それぞれのチームの注目ストーリーを紹介する。
ブルージェイズvsマリナーズALCS第3戦、注目ポイント3選
7回戦制のシリーズで本拠地2連敗から逆転勝ちした最後の例は、ウラディミール・ゲレーロJr.が生まれる2年半前にさかのぼる。1996年のワールドシリーズで、ヤンキースがブレーブスに逆転勝ちしたときだ。ちなみに、当時マリナーズの現監督ダン・ウィルソンは唯一のオールスター出場を果たしている。つまり、それほど長い期間、起きていないということだ。
山本&朗希の状態は?NLCS第2戦の見どころ3選
【ドジャース2-1ブルワーズ】ミルウォーキー/アメリカンファミリーフィールド、10月12日(日本時間13日) ナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS=7回戦制)第1戦は、目を疑うようなプレーと、今世紀屈指の投球が見られた。九回までは、それだけで十分と思えるほどの試合だった。 しかし、その後いつものようにブルワーズが粘りを見せ、あと一歩で同点、もしくはサヨナラのチャンスまで迫った。しかし、最終的にはあと一歩届かず、ドジャースが勝利。昨年のワールドシリーズ王者と今季のMLB最高勝率チームによる戦いは、今後も緊張感のある接戦が続きそうだ。 ここでは第2戦の注目すべき3つのポイントを紹介する。
LCS出場4チームのパワーランキング:ワールドシリーズ制覇を信じる/疑う理由
そして、4チームが残った。約2週間後にはこの中から王者が決まる。 どのチームが勝っても、新たな歴史が生まれる。
マリナーズvsブルージェイズ、ALCS第1戦の見どころ3選
これほど刺激的な地区シリーズはそうそうないだろう。2つのカードが第5戦までもつれ、そのうち1つは15回まで続いた死闘だった。ドジャースとフィリーズのシリーズは劇的なサヨナラで幕を閉じ、ブルージェイズはついにヤンキースを打ち破った。 要するに、すべての地区シリーズがすさまじい盛り上がりを見せた。そして今度はそれを上回るかもしれないリーグ優勝決定シリーズ(LCS=7回戦制)が始まる。12日(日本時間13日)にはア・リーグが先陣を切る。これぞ、野球の醍醐味だ。 ここでは、ア・リーグ優勝決定シリーズ第1戦に向けた3つの注目ポイントを紹介する。
ブルワーズvsカブス、因縁のNLDS第5戦の見所3選
初めてのポストシーズンでの対決となったブルワーズとカブスのナ・リーグ地区シリーズ(NLDS=5回戦制)は、これまでの因縁を全て詰め込んだかのような、緊張感に溢れる4試合となっている。 ブルワーズの本拠地・ミルウォーキーで開催したシリーズは、ホームチームが連勝でいきなり王手をかけ、その勢いのまま突破を決めるかと思われた。しかし、その後シカゴに戻ったカブスが連勝で2勝2敗のタイに。両チームは再びミルウォーキーに戻り、第5戦に臨む。 カブスの指揮官にとっては古巣との対戦。対するブルワーズは、球団の象徴的実況アナウンサーのボブ・ユッカー氏との別れを告げた年となった。それぞれの背景と因縁を抱え「勝てば突破、負ければ敗退」の一戦が行われる。そんな試合の注目ポイントを3つ紹介しよう。
壮絶な勝負へ、ア・リーグ地区シリーズ第5戦の注目ポイント
ブルージェイズはあなたや私と同じように、くつろいで座り、次に対戦する権利を懸けて死闘を繰り広げる2チーム、マリナーズとタイガースの戦いを眺めていられる立場にある。 一方、そのマリナーズとタイガースにとっては、まさにシーズンの命運が懸かった一戦となる。
大逆転はあるか?NLDS第4戦の展望&見どころ
10月8日(日本時間9日)に行われたナ・リーグ地区シリーズ第3戦は、がけっぷちに立たされていたフィリーズとカブスがともに勝利。負けたらシーズン終了の一戦で意地を見せ、なんとか第4戦へとつないだ。 一方のドジャースとブルワーズは、第5戦まで持ち込むことは避けたい。第4戦に勝利し、余裕のある週末を挟んで、13日から始まるナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS=7回戦制)に備えたい。 突破を決めるか、逆王手をかけるか。今シリーズを大きく左右する一戦の見どころを紹介する。
NLDS第2戦、各チームの勝負のポイントは?
10月5日(日本時間6日)は、ア・リーグ地区シリーズの第2戦が行われた一方で、ナ・リーグは休養日となったため、いささか物足りなさを感じたファンもいただろう。しかし、6日はア・リーグの移動日。もしナ・リーグも5日に試合をしていたら、6日の試合がなくなってしまう。 ナ・リーグ地区シリーズ(NLDS)は、ブルワーズの圧勝とドジャースの逆転勝利で幕を明けた。両チームが勢いを継続するのか、カブスとフィリーズがシリーズを1勝1敗に持ち込むのか。以下で、それぞれの試合の見どころを紹介する。
ワイルドカードシリーズ第2戦、各試合の見所と展望
さすがはポストシーズン。開幕から、ハイレベルな攻防や手に汗握る瞬間が数多く見られた。しかし、落ち着いている場合ではない。あす、10月1日(日本時間2日)には、早くも第2戦が行われる。 しかも、次戦は4チームが突破をかけて、つまり4チームが敗退をかけて戦う。レギュラーシーズン162試合の成果が、あすの一戦にかかっている。今日以上に緊張感のある試合になるだろう。 それでは、各試合のプレビューと主要な注目点を見ていこう。