ムーキー・ベッツ、1番で打撃爆発 ジャイアンツ2戦で7安打

September 20th, 2026

ジャイアンツ4-10ドジャース】ロサンゼルス/ドジャースタジアム 9月19日(日本時間20日)

プレーオフを目前に控え、ドジャースのムーキー・ベッツが状態を上げている。

とりわけ目を引くのが、1番打者としての活躍だ。1番に座ったジャイアンツ戦の2試合では、7安打、5打点と打線をけん引した。

「(1番打者は)とにかくいい打席を見せること、そして強い打球を打つことが大事。。例えば、先頭打者が簡単に打ち取られてしまうと、相手にも『きょうは楽にいける」と思わせてしまう。だから逆に、いい打席を送って、強い打球を打つ。そういう姿勢がチームに勢いを与えると思う」とベッツは1番打者の矜持を口にした。

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直近5試合では、打順が1番、1番、2番、3番、2番と変化している。相手先発とのマッチアップに加え、これまで先頭打者を務めることの多かった大谷翔平がIL入りしているため、チームはプレーオフに向けて選択肢の幅を広げようとしているが、ムーキーがその期待に見事に応えている。

9月13日のマーリンズ戦では1番で2安打、二塁打1本の1打点。14日は2番、15日は3番で無安打で、16日は2番で3安打。

18日のジャイアンツ戦で再び1番に入ると4打数3安打、2本塁打、3打点。1四球も選び、5打席で4度出塁した。翌19日の第2戦では、二塁打3本を含む4安打2打点1四球で打線をけん引した。

1番に入った3試合では、合わせて12打数9安打、2本塁打、二塁打3本。9安打のうち6本が長打となるなど、長打力が際立っている。

「スイングが少し安定してきた。ストライクゾーンの真ん中に来たボールを強く打てているし、ボール球を見極めることもできている。基本に沿った打撃ができている」と自身の打撃を分析する。

好調ぶりは直近15日間の数字にも表れている。

12試合で打率.404、出塁率.491、長打率.809、OPS1.300。本塁打5本、13打点を記録し、8四球に対して三振はわずか4つ。高い出塁能力と長打力を両立し、安定した打撃を続けている。

ベッツは、久々の1番について、「(打順は)どこでもいいけれど、上位に戻るのは楽しいし、ちょっとホームに帰ってきたような感じもする」と笑顔を見せた。ただ、自身の打順だけを考えているわけではない。

「僕たちを勢いに乗せるには、ショウヘイという男にも上位にいてもらわないとね」

ベッツが今、何よりも意識するのは、ポストシーズンを前に「スイッチを入れる」のではなく、現在の状態をそのまま維持すること。

「シーズン最後までいい野球を続けたい。ポストシーズンが始まってからスイッチを入れようとは思っていない。今の状態を自分たちのアイデンティティにしたい」

大谷ら主力の復帰も近づく中、ドジャースはポストシーズンへ向けて、強力打線を整えつつある。