【ホワイトソックス9-4ジャイアンツ】サンフランシスコ/オラクルパーク、5月22日(日本時間23日)
ホワイトソックスの村上宗隆が、「2番・一塁」で出場。四回の打者一巡の猛攻で、起点となったのち、走者一掃のタイムリーを放った。
0-0で迎えた四回、それまで3回をパーフェクトに抑えていたジャイアンツの先発マクドナルドが崩れた。先頭のアントナッチ、村上に連続で死球を与えると、安打に押し出し、さらには野手のエラーも重なり一気に5失点を喫した。
「できれば(死球は)当たりたくないですけど、たまには自分の体を犠牲にしてチームの勝ちに貢献できればなと思います」と村上は笑顔で試合後に語った。アントナッチはこの回だけで2死球。「気合い入ってるっす」と村上も同僚を称えた。
ジャイアンツは2死一、二塁でボルッキに継投するも死球で満塁とし、打順は村上へ。ABSチャレンジもあってカウントは0-2と追い込まれたが、3球目を逆方向に運び、走者一掃の3点二塁打を放った。ホワイトソックスは5安打で9得点となった。
「甘い失投だったのでうまく打つことができました」と村上は一打を振り返った。ここまでは苦手としている左投手のスライダーだったが、「対戦もそんなに多くないですし、データが全てではないので、甘い球はしっかり仕留められるようにしたいなと思っています」と特別な意識はしていないと説明した。
ジャイアンツは五回に3点、六回に1点を返すも反撃はここまで。ホワイトソックス先発デービス・マーティンは5回2/3を投げ4失点、6安打、7三振、2四球と力投し、ア・リーグトップタイとなる7勝目を挙げた。
なお、試合後には7月に開催されるホームランダービーへの出場の意欲も問われた村上。笑みを浮かべて首を横に振った後「それまでというか、この一年、シーズン通して結果を残せるようにと思っています」と答えた。
その後、四回の守備ではエルトリッジの強烈な打球を華麗に捕球するなど一塁守備でもチームを支えた。この日がメジャー通算50試合目。打率.246、出塁率.387、OPS.941で43安打、17本塁打、40四球としている。
「ケガなく来れていることと、毎日同じ準備をして試合に挑めていることで、色々な課題はありますけどすごく充実した50試合を過ごすことができていると思います」とここまでを振り返った。
これでホワイトソックスは26勝24敗でア・リーグ中地区2位。2021年以降、最初の50試合で最高の成績となっている。昨年から大きな進化をとげた打線が躍進を牽引しており、特に5月は1試合平均5.16点をあげており、これはメジャー全体で4番目だ。
「本当にチーム一丸という言葉がすごくホワイトソックスは似合うチームだと思うので、またこれを続けていきたいなと思います」と村上は笑顔で締め括った。