3試合連続本塁打の村上、メジャーで驚異的なスタートダッシュ

March 30th, 2026

ホワイトソックス7−9ブルワーズ】ミルウォーキー/アメリカンファミリーフィールド、3月29日(日本時間30日)

村上宗隆(26)の活躍は、本拠地レートフィールドに村上の勧めで温水洗浄便座が設置されたという話題を早くも大きく上回っている。これは、村上のプレーを知る多くの人々が予想していた通りだ。

ブルワーズとの2026年シーズン開幕3連戦。ホワイトソックスは、9-7で惜敗した29日を含め3連敗を喫したが、村上は全3試合でソロ本塁打を放ち、脅威となる存在であることを示した。

「日本で2年間村上を見てきたから、予想通り。驚きはない。驚いている人もいるだろうが、私は見てきたから驚いていない」と語ったのは、日本からメジャーに復帰し、この日は勝敗の付かなかったホワイトソックス先発のアンソニー・ケイだった。

自身2度目となる満塁本塁打を放ち、5打点を挙げたコルソン・モンゴメリーは「村上を称賛したい。大きな期待を背負ってここに来て、本塁打を放っている。最初の数試合でしっかり四球を選び、球がストライクゾーンに来るのを待っていた。自分のプレーの参考にもなる」と話した。

村上の本塁打は開幕第3戦の二回、新人ブランドン・スプロートから放った。左打ちの強打の一塁手は、デビューから少なくとも最初の3試合連続で本塁打を放った史上4人目の選手となった。2016年にデビューから4試合連続で本塁打を放ったトレバー・ストーリー(当時ロッキーズ、現レッドソックス)、2019年のカイル・ルイス(ダイヤモンドバックス)、そして現在ガーディアンズで記録を継続しているチェイス・デローターらに続く記録となった。

「率直にすごくうれしく思いますし、そういう記録があるというのは知らなかった。でも、やることをやり続けることが僕らの仕事なので、いいときも悪いときも常に準備して頑張っていきたいなと思います」

多くのホワイトソックスファンがシカゴからミルウォーキーまで90分の道のりを駆けつけ、村上の一発に歓声を送った。3試合で4つ目の四球も選び、卓越した選球眼を見せた。

26歳のスラッガーにとって称賛はそれほど重要ではないようで、試合後には成功と同じくらい、改善すべき点についても語った。相手チーム、特に相手投手との駆け引きを理解している。

村上は「配球を含め、日本と違うところもたくさんありますけど、守備中もピッチコムに流れてくる配球だったりで、こういうときにこういう球を投げるんだみたいなこともあるのでこれからも、もっともっと勉強しながら、課題をつぶしていきたい」と話した。

村上の獲得はクリス・ゲッツGMによる今回の再建において最大の補強であり、すでに大きな成果を上げている。

ウィル・ベナブル監督は「村上の状態は良さそうだ。良い打席を送っているし、今日も本塁打を放った。素晴らしい」と語った。

モンゴメリーは「全ては練習や準備、そういったものの積み重ねだ。そこを非常に尊敬している。毎日欠かさず自分のやるべきことをこなし、何一つ手を抜かない。常に技術を磨いている。村上がグラウンドであれほど素晴らしいパフォーマンスを見せているのも納得がいく」と野球に取り組む姿勢に敬意を表した。