ホワイトソックスの村上宗隆が26日(日本時間27日)、本拠地で行われたアストロズ戦に「3番・一塁」で先発出場し、13試合ぶりとなる本塁打を放った。
初回、相手先発ロネル・ブランコのフルカウントからのスライダーを捉えると、飛距離385フィート(約117メートル)の2ランを左翼席に叩き込んだ。13試合ぶりの一発で10試合ぶりの打点も記録した。
5月28日から42打席にわたって本塁打がなく、負傷者リスト(IL)から復帰後も11試合でアーチが出ていなかったが、ようやく豪快な一発が飛び出した。
この日、来場者には、メジャー初本塁打を放ったミルウォーキーでのガッツポーズを再現した村上のボブルヘッドが配布された。
箱には「I have power(パワー持ってます)」の文字が入り、日本の衛生陶器メーカー「TOTO」のウォシュレットもデザインに盛り込まれた。これは村上が2年総額3400万ドル(約54億円)でホワイトソックス入りした際、クラブハウスへのウォシュレット設置を球団に要望したことに由来するもので、球団はTOTOの協力を得て実現させた。
試合前の始球式では、父・公也さんと母・文代さんが登場。公也さんは捕手役を務めた通訳の八木さんへ、文代さんは村上にボールを投げ込むなど、家族そろって記念の日に花を添えた。
さらに、この週末からは本拠地では、村上をイメージした新メニュー「Muneshot Sushi Push Pops(プッシュポップ)」の販売もスタート。カリフォルニア・クランチロールとシュリンプ・天ぷらロールの2種類が用意され、価格は各23ドル。醤油の入ったスティック付きで、押し出しながら食べるユニークなスタイルが話題を集めている。
ブルックス・ボイヤー球団副社長は「私は寿司を食べないので試してはいませんが、食べた人たちからは『かなりおいしい』と聞いています」とコメント。球団によると、この“村上寿司”は26日(日本時間27日)の試合開始までに約1500本を売り上げる人気商品となっている。
ボブルヘッドデーに両親の前で豪快なアーチを放ち、最高の親孝行となった。
