【ホワイトソックス6-1レイズ】セントピーターズバーグ/トロピカーナフィールド 7月31日(日本時間8月1日)
ホワイトソックスの勢いが止まらない。
7月31日(日本時間8月1日)、敵地のレイズ戦に快勝し、ア・リーグ中地区では今季最大となる3ゲーム差をつけ、首位の座をさらに固めた。
その打線の軸となっているのが、若き長距離砲トリオだ。コルソン・モンゴメリーはチーム最多の25本塁打。村上宗隆が24本、ミゲル・バルガスが23本で続く。村上は右太もものグレード2の肉離れで35試合に欠場したが、シーズン後半戦で存在感を増している。
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3人が並ぶ中軸は、相手投手にとって簡単には攻略できない存在だ。この日のように3人がそろって一発を放てば、ホワイトソックス打線の破壊力はさらに増す。
勝利投手となった先発エリック・フェッドは、「これが今の僕たちを表していると思う。長打を打てるチームへと変わってきた。みんなが調子よくスイングできている時は、リーグでも屈指の打線だと思う」と胸を張った。
打線は序盤から火を噴いた。
初回、バルガスがニック・マルティネスからStatcast推定433フィート(約132メートル)の先制ソロで口火を切ると、二回にはアンドリュー・ベニンテンディが推定405フィート(約123メートル)の一発。
さらに三回、村上が変化球を逆方向へ運び、推定389フィート(約119メートル)のソロ本塁打。5月27日以来となる一発を放ち、17試合連続出塁を記録した。村上はこのアーチで、岡本和真が更新したルーキーの日本人選手最多本塁打記録に並んだ。
さらに七回にはモンゴメリーが右翼上部のカタウォークへ飛び込む推定425フィート(約130メートル)の25号ソロで、これでマルティネス(10勝3敗)は今季最多タイの失点となった。
Elias Sportsによると、バルガス、村上、モンゴメリーの3人が同じ試合で本塁打を放つのは今季5度目。同一シーズンに同じチームの3人組が達成した回数として、メジャー歴代最多タイをマークした。
過去にこの記録を達成したトリオには、2019年のドジャース(コディ・ベリンジャー、コーリー・シーガー、ジョク・ピーダーソン)や、2016年のオリオールズ(マニー・マチャド、マーク・トランボ、クリス・デービス)などがいる。
また、村上とモンゴメリーが同じ試合で本塁打を放つのは9度目となった。
「失投をすべて本塁打にされた。彼らはそういう打撃ができるチーム。いい球を投げられた時は抑えられたが、打てる球を与えてしまった」とマルティネスは振り返った。
3人のライバル意識について問われると、村上は笑顔で否定し、モンゴメリーは、互いに刺激し合う関係だと説明した。
「バルギー(バルガス)やムネ(村上)が本塁打を打つと、自分が無理に何かをしなければいけないというプレッシャーがなくなる。バルギーが試合序盤に一発を打ってくれると、『よし、もうリードしている。あとは自分たちの強みを出せばいい』という気持ちになる」
「この3人がいることは間違いなく武器。でもベニー(ベニンテンディ)も忘れてはいけない。彼も本塁打を打てる。打線全体がかみ合い始めていると思う」
フェッドはジュニア・カミネロに特大本塁打を許したものの、五回を投げ、6奪三振、無四球の好投。タイラー・シュバイツァーは七回からしっかり締めた。
ホワイトソックスはこれで3連勝。58勝51敗となり、今季最多タイの貯金7に到達した。
4月14日から16日のレイズ戦では3連敗を喫し、当時は6勝13敗まで低迷していた。しかし、そこからチームは大きく巻き返した。
直近のヤンキース戦では2試合連続で延長戦を制しており、今回は序盤から主導権を握って勝ち切った一戦となった。
現在プレーオフ圏内のチームとの13試合では3勝2敗。厳しい日程の中でも、ホワイトソックスは確かな強さを示している。
「打線の中心にあの3人がいることは本当に特別なこと。それを5回も成し遂げているのは本当にすごい。きょうは特に大きかった。すばらしい投手を攻略したのは本当にすごいことだよね」とウィル・ベナブル監督は語った。
モンゴメリーも「ここに来て、自分たちの準備を続け、やるべきことを信じれば、結果はついてくる」と自信を口にした。
