メジャーデビューの村上、準備万端で開幕戦へ

5:07 AM UTC

ホワイトソックスの村上宗隆(26)が、26日午後1時10分(日本時間27日午前3時10分)からミルウォーキーで行われるブルワーズ戦でメジャーデビューする。日本での並外れた実績は、デビュー前に改めて注目されている。

2月2日に26歳になった村上は、ヤクルト時代の2022年に打率.318、56本塁打、134打点をマークしたパワーを誇る。しかし、一般には知られていない村上の素顔とはどのようなものか。

村上の要望でレートフィールドの本拠地クラブハウスに温水洗浄便座が設置されたという話は、すでに知られている。

ホワイトソックスの遊撃手で、村上のメジャーや米国での生活への適応を支えている一人であるコルソン・モンゴメリーは、25日夕方にアメリカンファミリー・フィールドで行われた練習中にこの質問を受けた。モンゴメリーは少し考えた後、興味深い答えを返した。

「特別なことではないけれど、最初に来た時より英語がずっと上達している」とモンゴメリーは明かした。

「ワールドベースボールクラシック(WBC)から戻ってきて、実際にかなりうまく会話ができるようになった。村上の努力のたまものだと思う」

ホワイトソックスは、村上がバットとグラブでその実力を証明してくれれば、十分に満足だろう。球団はこの左打ちのスラッガーの一塁手に対し、オフに2年総額3400万ドル(約54億2000万円)の契約を結んだ。日本での輝かしい実績に近い数字を期待してのことだ。

ウィル・ベナブル監督が組んだ2026年シーズンの開幕オーダーで村上は「6番・一塁」で先発出場する。しかし、本人はインタビューで自身の称賛よりもチームの目標に焦点を当てている。打順を上げたいかという問いに対し、その姿勢を示した。

「チームのためになれるように、チームの勝ちに貢献できるように、しっかり自分の役割をしていきたいですね」と語った。

「しっかり整っていますし、やることはやってきたので、162試合しっかり力を出すための準備をしてきたので、あと試合で発揮できるように頑張りたいです」

ワールドベースボールクラシック(WBC)で日本代表としてプレーすることは村上にとって重要であり、ホワイトソックス加入前に合意されていた。その期間、チームを離れたことでアリゾナでのオープン戦の打席数は限られたものとなったが、少ないサンプル数の中でも、クリス・ゲッツGMらチーム関係者は、村上の律儀で強固な野球に取り組む姿勢、向上心、そしてメジャーの舞台で通用することを証明しようとする努力を目の当たりにした。

ゲッツGMは「私たちは村上に能力以上のことを求めているわけではない。周囲には村上を支える選手たちがいる。周囲の選手たちも村上と同じようにメジャーのレベルに慣れようとしている段階だ。私たちは、村上が持っている力をそのまま発揮してプレーすることを望んでいる」と期待をかける。

ゲッツGMの哲学は、モンゴメリー、チェイス・メイドロス、カイル・ティール(ケガからの復帰後)、そして古巣を相手に自身初の開幕投手を務めるシェーン・スミスらにも当てはまる。

2026年のホワイトソックスがア・リーグ中地区で優勝を争うとは予想されていない。3年連続で100敗以上を喫した2025年の60勝102敗という成績よりは、わずかに向上すると多くの人が見ている。しかし、そうした下馬評は、前向きで自信に満ちた選手たちには届いていない。

誰もスーパースターではない。少なくとも現時点では。1人でチームを背負うことを期待されている選手もいない。再建における最大の補強と言える村上でさえ、35本塁打を打つことだけが役割とは見なされていない。みんなが共通の目標に向かって取り組んでいる。

ベナブル監督は「キャンプでの取り組みには、期待を抱かせてくれる。計画を持って臨み、選手たちはそれを実に見事に遂行した。このグループや、お互いを補完し合う関係をとても頼もしく思っている。フィールドにいるメンバーや、グラウンド外でのつながりも素晴らしい。開幕が楽しみだ」と語った。

村上は「まだね、シーズンも始まっていないですし、これからがしっかり結果として実力を証明していかなきゃいけないと思う。まだまだ足りないところはたくさんありますし、常に上達できるように試合の中でも頑張っていきたいと思います」と話した。

モンゴメリーの日本語習得については、まだ道半ばだ。モンゴメリーが語った村上の英語の上達について、村上は否定した。

「僕はそんなことないと思いますけど(笑)。もっと上達できるように頑張ります。コールソンは『はぁ?』って言ってくるので、それを言わせないようにしたいです」