ワールドベースボールクラシック(以下、WBC)の日本代表合流前、村上宗隆(26)のホワイトソックスでのオープン戦は、グラウンドに姿がない状態で終了した。
村上はワールドシリーズ2連覇中のドジャースとの26日のオープン戦に「3番・一塁」で出場予定だった。しかし、全体的な疲労を考慮され、試合開始の2時間以上前にスタメンから外れた。
村上がオープン戦4試合に出場し、チーム最多の13打数を記録していることを考えれば、疲労は理解できる。ウィル・ベナブル監督は、オープン戦最初の1週間はWBCに参加する選手たちの調整を考慮したいと考えていたが、27日(日本時間28日未明)の朝に長時間のフライトを控えているスラッガーにとって、休養日は賢明な判断となった。
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「連日休みがなくやっていたので、疲れもたまっていましたし、自分の体的にも感覚とか悪くないので、明日(長時間)フライトがあるのでそちらを優先しました」
2月8日にグレンデールに到着してからのホワイトソックスでのアリゾナ滞在中、村上は13打数で2本の二塁打を含む5安打(打率.385)、2打点、5三振を記録した。デビューシーズンに守備の大部分を担うことになる一塁のみでプレーしたが、試合前には三塁で十分な練習を行った。
2年総額3400万ドル(約51億円)の契約でホワイトソックスのユニホームを着る球団史上4人目の日本出身選手となった村上にとって、練習以上に重要なこともあった。熱心に練習に取り組む中で確かなユーモアのセンスを発揮し、チームメートとすぐに打ち解けることができた。
ホワイトソックスの選手たちは、村上がチームに馴染めるようあらゆる手を尽くした。
コルソン・モンゴメリー内野手(23)は村上について「本当に素晴らしい」と語った。
「野球とは全く関係のない、とりとめのないことを話すのが好きだ。僕たちの会話のほとんどはそんな感じ。ここで出会った瞬間から、英語がすごく上達している。通訳なしでも良い会話ができているし、それはチームを良くするため、そして私たちがコミュニケーションを取れるように、英語を学ぼうとする積極的な姿勢の表れだ。いくつかの日本語の単語も教えてくれた。素晴らしい存在だ。最高の戦力だね」
村上がリラックスできる状態を作れるようサポートすることは、チームにとっても良いことだ。
モンゴメリーは「何事もそうだが、みんなと一緒にいて心地良いと感じる時に最高のプレーができる。自分らしくいられるということであり、それこそ村上に求めていることだ。自分らしくいてほしい。本当に面白い人間だ」と語った。
村上は「たくさんのチームメートがいろいろなコミュニケーションを取ってくれているので、みなさんといい関係が築けているのかなと僕は思っています。本当に良い関係が築けているのかなと思っています」と語った。
日本代表はWBCの連覇を目指しており、村上も個人として同じ目標を持っている。
村上はホワイトソックスでの勝利にも同じくらい集中しており、キャンプを一時的に離れる前に重要な課題をクリアした。
村上は「バットを振れるところもそうですし、守備も全てにおいて準備ができたのかなと思います」と語った。
ベナブル監督は「この若い集団に溶け込む能力や人柄は素晴らしい。特に際立っていたのは、過去のやり方とは異なるトレーニングや準備を求めたことだ。自身の準備に強い信念を持ち、真剣に取り組んでいる選手が、あれほど柔軟に対応できるのは素晴らしい」と語った。
ベナブル監督はWBCでのプレーを前に村上に特別なメッセージを送った。
ベナブル監督は笑顔で「幸運を祈っているし、プレーを見るのが楽しみだ。村上の成功を応援する。米国代表と対戦する時でさえ、村上のことは応援する。ただ、グラウンドで実力を発揮するのを見るのが楽しみだし、注目している」と語った。
