【レイズ5-3ホワイトソックス】シカゴ/レートフィールド、4月16日(日本時間17日)
日本から移籍して最初の19試合、ホワイトソックスの一塁手・村上宗隆の打撃成績は、「三振・四球・本塁打」の3つに大きく偏っている。
MLBのデータによると、この3つの成績の割合が61.5%を占めており、60打席以上の選手の中でアスレチックスのニック・カーツ(63.2%)に次ぐリーグ2位の多さとなっている。16日(日本時間17日)のレイズ戦(5-3で敗戦)で4打数3三振を喫したことで、その割合はさらに高まった。
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しかし、日本での実績や、ホワイトソックスでの練習への取り組み方を知る人々は、まだまだ伸びしろがあると理解している。
「彼にはもっとヒットが打てる能力がある。日本でもそれを見てきた。追い込まれてからスイングを調整する能力もある」レイズに3連敗を喫する前、打撃部門責任者ライアン・フラーはそう語った。
「本塁打を狙うスイングではなく、少し抑えてボールを長く見て、球場を広く使うことができる。ただ、それでもヒットが出ない時にどうやって出塁するかが重要で、彼はそれができている。パワー、出塁能力、打率がすべて噛み合えば、素晴らしい打者になる」
しかしチーム全体の打線は「素晴らしい」とは言い難い。打率.195、OPS.602はいずれもリーグワースト。6勝13敗で60得点はア・リーグ最下位、全体でもジャイアンツを上回るのみだ。
若手中心で好成績を残した昨季後半を考えると、この低迷は少々意外だ。確かに、捕手カイル・ティールは右ハムストリングの負傷で今季未出場で、来週から3Aシャーロットでリハビリ出場予定。外野手オースティン・ヘイズも同じく右ハムストリングの負傷で離脱している。しかし、ケガだけが原因ではなく、チーム全体として打撃が機能していない。その一例がエドガー・ケーロで、この日、六回に放った二塁打で、ようやく今季初の打点と長打を記録した。
「良いコンタクトができると気分も自信も上がる。もちろんフラストレーションはある。でもレイズ戦の3試合も内容は悪くなかったし、最近は良い当たりも多い。ただヒットになっていないだけ。それも野球の一部だから、戦い続けるしかない」
「結果にはあまり結びついていないが、打球の質自体は悪くない。ゴロや、正面に飛ぶ打球が多い。相手も多くの好プレーを見せているが、攻撃としては良い流れも作れている。ただ決定打と爆発力を発揮できていないだけだ。続けていくしかない」とホワイトソックスのウィル・ベナブル監督は語った。
本拠地で開幕3連勝と好スタートを切ったが、この日の敗戦で6連敗。3-2と1点リードで九回を迎えたが、55球に及ぶ攻防の末にレイズが3点を奪い、土壇場でひっくり返された。先頭のジュニオール・カミネロの本塁打で同点とすると、その後は粘り強い打席を続け、ゾーンを外れた球を捉えて得点につなげた。
打線はこの日も試合を決定づけることができなかったが、ポジティブな要素もあった。ミゲル・バルガスは4月初本塁打を記録し、エバーソン・ペレイラも本塁打を放った。初回には得点にはつながらなかったものの、打球速度103.4マイル(約166.4キロ)以上の強烈な打球を3本放った。シーズンはまだ始まったばかり。球団は、ケーロやコルソン・モンゴメリーを含め、打線全体が今後調子を上げてくると考えている。
村上宗隆も同様のカテゴリーに入る。打率は.167と低いが、17四球を選び、出塁率は.346を記録している。
「彼はチームの勝利に貢献したいと強く思っている。非常に印象的だし、もっと良くなろうとしている。厳しい練習に取り組んでおり、それが試合での準備につながっていると理解している」とフラーは村上について語った。
