監督&GM解任のナショナルズ、カイロ氏が監督代行就任

July 7th, 2025

米大リーグ、ナショナルズは7日(日本時間8日)、ミゲル・カイロ氏(51)の監督代行就任を発表した。前日、デーブ・マルティネス監督とマイク・リゾGMを同時解任したばかりで、大胆な組織改革の一環となる。

カイロ氏は2024年から同球団のベンチコーチを務め、過去にもホワイトソックスで監督代行経験があり、2022年には34試合で18勝16敗と勝ち越した。現役時代は内野手としてブルージェイズ、カブス、ヤンキースなど9球団で17年プレー。引退後はレッズでGM特別補佐、ヤンキースとメッツで内野コーディネーター、ホワイトソックスでベンチコーチを歴任した。

代行就任を発表したマイク・デバルトロGM代行は「強いリーダーシップでチームとファンに刺激を与えてくれる」と期待を寄せた。カイロ新体制初戦は9日、古巣カージナルス戦。またナショナルズは今週、2025年ドラフト全体1位指名権も保有しており、チーム再建の正念場を迎えている。