【アスレチックス0-6ガーディアンズ】アリゾナ州メサ/ホホカムスタジアム、2月22日(日本時間23日)
2025年のア・リーグ新人王ニック・カーツは、オープン戦初戦で昨年終盤戦と同様に1番で起用された。3月27日にトロントで迎えるシーズン開幕戦でも、同様の起用になるのだろうか。
スプリングトレーニング序盤でレギュラーシーズンの打順を予想するのは早すぎる。それでも、この日のガーディアンズとの一戦と大きく異なる開幕オーダーは想像しにくい。実際、2025年終盤は多くの試合で上位5人は同じ並びだった。
- ニック・カーツ
- シェイ・ランゲリアーズ
- タイラー・ソダーストロム
- ブレント・ルーカー
- ジェイコブ・ウィルソン
「もちろん、今日のメンバーの一部が開幕でも並ぶことになるだろう。この上位打線5人は、以前も同じように起用したことがある」とマーク・コッツェイ監督は語った。
コッツェイ監督は、打順は「固定ではない」と明言し、カーツとランゲリアーズを上位に置いている主な理由は、試合途中で交代させるまでにできるだけ多く打席に立たせるためだと説明した。
ただ、カーツの1番起用については、22歳の強打者を先頭に置くことがチームにとって有利に働くと考えているようだ。
「チームで一番の打者にできるだけ多く打席を与えるのは有効だと私は思う。特に試合の18個目から21個目のアウト、つまり先発投手が3巡目に入るタイミングで打席が回ってくるのは大きい。ああいう状況でそういった打者にチャンスを与えられるのはいいことだ。レバレッジの高い場面になる」
「ただ、昨季の上位5人の働きを見れば分かる通り、われわれは盗塁を多用するチームではない。ニックは出塁率も長打力も兼ね備えていて、1番でその両方を提供できる選手だ。そこには価値があると思う」
昨季のカーツの打順別成績を見ると、1番よりも2番、3番で最も高い成績を残していた。
1番:打率.242/出塁率.413/長打率.403(OPS .816)、2本塁打、4打点(18試合)
2番:打率.377/出塁率.484/長打率.736(OPS 1.220)、5本塁打、14打点(14試合)
3番:打率.304/出塁率.380/長打率.696(OPS 1.076)、11本塁打、23打点(31試合)
カーツが典型的な中軸打者のタイプであることは間違いない。ただし近年では、チーム最高の打者を1番に置くこともそれほど珍しくない。アスレチックスにとってカーツは間違いなく最高の打者であり、ドジャースの大谷翔平やフィリーズのカイル・シュワーバーのような起用がされる可能性もある。
カーツは自身のことを3番、もしくは4番打者だと考えているが、最終的にどの打順に落ち着くかについて、現在はあまり深く考えていないという。
「自分は中軸タイプだと思っている。でも1番でもいいし、最後でも構わない。どこでもやれることをやるだけだ。最初の打席だけがその打順で、その後は毎回違う形になる。チームが必要とするならどこでも問題ない」とカーツは語った。
今季はその卓越した打撃が広く知られ、相手投手はより慎重に攻めてくる可能性が高い。それを踏まえると、試合開始直後のように投手が積極的にストライクを取りにくる場面で打席に立つ方が適している可能性もある。
「1番なら初球で速球が来るかもしれない」とカーツは笑いながら語った。
「それは好きだよ。でも今の投手はスカウティングを徹底しているから、他の1番打者とは全然違う攻め方をしてくるかもしれない。どちらでも気にしないよ」
