ニック・ピベッタ(32)は今季、パドレスで最も信頼できる先発だった。順当に、ポストシーズンの第1戦の先発マウンドを託される。
パドレスは28日、ペトコパークでダイヤモンドバックスに12―4で勝利し、今季のレギュラーシーズンを締めくくった。その後、マイク・シルト監督は、ピベッタが30日(日本時間10月1日)のリグレーフィールドで行われるナ・リーグのワイルドカードシリーズ初戦に先発すると発表した。
「これ以上ないほど、ふさわしい」と右腕への信頼を語った。
第2戦と第3戦の起用については明かさなかったシルト監督はそう語った。「何度も言ってきたが、ニックは素晴らしい補強だった。スプリングトレーニングの遅い段階での加入だったが、すぐにチームに溶け込み、見事な仕事をしてきた。彼は明らかに競争心の強い投手だ。みんなが彼の勝負強さとボールの質を評価し、愛している」
実際、ピベッタがパドレスに加入したのは、アリゾナ州ピオリアでのチーム初の全体練習当日だった。右腕が加わった先発ローテには大きな不安材料があったが、その不安は夏を通じてさらに膨らんだ。負傷やトレード、ほかの先発の不調が重なったためだ。
その間、ピベッタはパドレスの安定を支える存在だった。31先発で防御率2.87、WHIP0.99の好成績。カブス戦には2度先発し、防御率4.00だ。
「速球を思い通りにコマンド(制球)でき、変化球でも質の高いストライクを投げ分けられる。ほとんどの試合で勝利以上のチャンスを与えてくれた。第1戦で彼がマウンドに立つのが楽しみだ」
シルト監督はそう語り、期待を込めた。
