2026年のワールドベースボールクラシックに向けて、アメリカ代表が先発ローテーションを構築中だ。
17日(日本時間18日)、先発右腕3人の加入が発表された。メッツのノーラン・マクリーンとクレイ・ホームズ、さらにツインズのエース格、ジョー・ライアンがチームに加わる。すでにワールドベースボールクラシックへの参加を表明している2025年ナ・リーグのサイ・ヤング賞投手、ポール・スキーンズ(パイレーツ)とともに先発ローテーションを形成することになる。
MLBパイプラインが発表している有望株ランキングでメジャー全体11位にランクインしているマクリーンは、今年8月にメジャー昇格を果たすと、センセーショナルな活躍を見せた。24歳の右腕は8試合に先発。48イニングを投げ、防御率2.06、57三振をマークした。
ホームズはメジャー最初の7年間の大半をリリーフ投手として過ごしたが、メッツに加入した今季は先発投手に本格転向。165回2/3を投げ、防御率3.53を記録した。
ライアンは直近3年間で2度目となるシーズン190三振を達成し、オールスターにも選出されたツインズのエース格。ファングラフス版のWARでは2年連続で3.1を記録しており、三振率と四球率の差(22.5%)は規定投球回以上の投手の中で、スキーンズ、ギャレット・クローシェ(レッドソックス)、タリック・スクーバル(タイガース)に次ぐ4位にランクインした。
アメリカ代表は米東部時間3月6日午後8時にプールBの初戦を迎え、2026年ワールドベースボールクラシックの戦いをスタートする。アストロズの本拠地ダイキンパークでブラジル代表と対戦する予定だ。
