村上宗隆がア・リーグ新人王候補1位、ブルージェイズ岡本和真は4位、2026年第1回新人王予想

May 12th, 2026

両リーグの新人王争いは、序盤から多くの有力な候補者が活躍している。開幕から6週間が経過し、2人の本命候補が浮上したものの、競争は非常に激しく、シーズン終了まで両リーグとも大混戦が続く可能性がある。

以下が2026年シーズン1回目の新人王予想アンケートの結果だ。MLB.comの専門家39人を対象にシーズン終了時に誰がタイトルを獲得にふさわしいか調査した。投票には、ここまでの成績だけでなく、シーズン終了までの予測も考慮するよう求めた。

投票者は各リーグの上位5人を選び、1位票に5ポイント、2位票に4ポイントという形式で5ー4ー3ー2ー1のポイントを割り振った。以下がその結果だ。

(成績はすべて10日=日本時間11日終了時点)

ナ・リーグ

1位 ノーラン・マクリーン(メッツ/1位票23票)

マクリーンは昨年8月にメジャーデビューし、5先発で5勝1敗、防御率2.06と目覚ましい活躍。投球回は48イニングにとどまり、今季も新人王資格を維持している。今季ここまでは、2025年終盤に披露した姿そのままの投球を継続。10日(同11日)終了時点で奪三振(57)、奪三振率(11.32)、WHIP(0.90)、被打率(.180)の各項目で規定投球回に達したナ・リーグの新人投手トップに立つ。防御率2.78も2位。ここまで明るい話題の少ないメッツで非常に大きな光となっている。

2位 サル・スチュワート(レッズ/1位票6票)

スチュワートもまた、2025年に鮮烈なデビュー(18試合で5本塁打)を飾り、2026年もその期待に応え続けている。11日(同12日)の試合前時点で、ナ・リーグの新人では単独トップとなる10本塁打、30打点をマーク。二塁打(7本)でも新人1位タイに並び、OPS.812は新人2位を記録している。今季、ナ・リーグ中地区がメジャー最強の地区となっている要因の一つは、スチュワートの活躍によるレッズの躍進にある。

3位 J.J.ウェザーホルト(カージナルス/1位票5票)

ウェザーホルトは11日(同12日)の試合前時点で規定打席に達したナ・リーグの新人トップの出塁率.350、30得点。7本塁打で2位、36安打と20打点で3位につけている。守備では、メジャーの全二塁手で3位のOAA+6(平均的な野手よりどれだけ多くのアウトを奪ったかを示す指標)を記録しており、その要因の多くは球界の上位1%(99パーセンタイル)に位置する守備範囲の広さにある。

4位 コナー・グリフィン(パイレーツ/1位票2票)

10日(同11日)終了時点で、グリフィンの9盗塁はナ・リーグの新人最多。三塁打(2本)でもトップに立ち、安打(32本)と打点(19)はともに4位タイを記録している。直近10試合では打率.316、OPS.913をマーク。2日(同3日)のレッズ戦では4安打を放つなど、直近12試合のうち11試合で安打を記録している。

5位 モイセス・バレステロス(カブス/1位票2票)

このリストの他の選手と同様に、バレステロスは昨季の初昇格で存在感を発揮。カブスで20試合に出場し、OPS.868を記録した。そして他の候補者たちと同じく、今季もその勢いを維持している。左打者のバレステロスは、規定打席に達したナ・リーグの新人トップの長打率.500とOPS.827を記録。6本塁打は同グループで3位につけている。

ア・リーグ

1位 村上宗隆(ホワイトソックス/1位票20票)

村上は新人王を争うシーズンの序盤、まさに評判通りの活躍を続けている。11日(同12日)の試合前時点で純粋なスラッガーとして、本塁打(15)、長打率(.556)、OPS (.920)、塁打数(79)でメジャーの全新人トップに立っている。選球眼も優れており、全新人最多の30四球を記録。出塁率.364もメジャーの新人4位につけている。

2位 ケビン・マクゴニグル(タイガース/1位票14票)

この新人リストの興味深い点は、ほぼ全員が何らかの項目でトップに立っており、層の厚さを物語っている。21歳のマクゴニグルの場合、11日(同12日)の試合前時点で出塁率(.395)、安打数(43)、二塁打(11)でメジャーの全新人トップに立ち、三塁打(2本)でもトップタイを記録した。4月は打率.327、OPS .946をマークし、32安打を量産。これら3項目はいずれもメジャーの新人トップの成績だった。

3位 チェイス・デローター(ガーディアンズ/1位票3票)

11日(同12日)の試合前時点で、24歳のデローターは打率.299、17長打をマーク。これらはア・リーグの新人トップであるとともに、メジャーの全新人でも1位(長打数はスチュワートと並び1位タイ)の数字だ。また、出塁率.379、長打率.522もメジャーの新人2位につけている。11日(同12日)の試合前までの直近15試合では、打率.404、OPS 1.004と打ちまくっている。

4位 岡本和真(ブルージェイズ/1位票1票)

打席での立ち位置を変えて以降、岡本は別人のような打者に進化した。修正を施してからの21試合では、11日(同12日)の試合前時点で打率.303、8本塁打、22打点、OPS 1.049をマーク。明らかに何かをつかんだ。この調子を維持できれば、今後数カ月でこの順位を上げても不思議ではない。

5位 パーカー・メシック(ガーディアンズ/1位票1票)

25歳のメシックはこのリストで2人目の投手だが、ナ・リーグのマクリーンに劣らぬ鮮烈な投球を続けている。規定投球回に達したア・リーグの新人投手ではトップの4勝、防御率2.30、51三振、47回。WHIP 0.98も2位につけている。今季、1先発で自責点4以上を喫した登板はわずか1度だけで、被打率.208に抑えている。