テニス界のスター、ジョコビッチが打撃練習に参加!

先発マナイアとテニス&野球談義も

August 28th, 2025

男子テニス史上最多タイトルを誇るジョコビッチが、全米オープンのオフに会場の向かいにあるシティ・フィールドを訪問。メッツの選手やスタッフ、ファンと交流した。

フランシスコ・リンドーアにはアシックス製のテニスシューズを、ピート・アロンソには直筆サイン入りラケットをプレゼント。さらにフィールドや屋内打撃練習場でスイングを披露した。最初はラケットでテニスボールを打ち、続けてバットを握って打撃練習も行った。

その後、ショーン・マナイアらと投球メカニクスについて熱い会話を交わした。

「本当にクールだったよ。彼は伝説だからね」とマナイア。

マナイアは、ジョコビッチと約10分間も会話を交わし、投球メカニクスやメッツのプレーオフ進出の可能性など、さまざまな話題で質問攻めにあったという。ジョコビッチがマナイアを、ATPツアー史上最多のサービスエースを記録した、身長2メートル超の元テニス選手ジョン・イスナーに例える場面もあった。

ジョコビッチが、イスナーがコート上で生み出す角度について語ると、マナイアは「それは投手の『エクステンション』に似ているね」と応じた。

Sean Manaea talks shop with tennis star Novak Djokovic. (photo via Evan Yu)

「テニスと野球の投球や打撃がこんなに似ているなんて驚きだった。ジョコビッチは真のアスリートだよ。20年以上も続けているのに、地に足がついた人物だ。出会えたのはラッキーだ」とマナイアは語った。

メッツにはこれまでも海外の著名アスリートが訪れてきた。代表的なのは2016年のサッカー・ブラジル代表ネイマールだ。全米オープンの時期にはテニス選手の来訪も珍しくない。

しかし、男子史上最多のグランドスラム優勝を誇るジョコビッチは格が違う。38歳となった今も、世界ランク7位として今年の全米オープン制覇を狙える存在だ。その継続的な強さにアロンソも敬意を示す。

「僕にとってジョコビッチは、違う舞台に立つライバルなんだ。トップアスリート同士には共通の理解と尊敬がある。彼が積み重ねてきた成功と、その一貫性は本当にすごいこと。僕はそれを心から尊敬している。努力や犠牲、決意、移動、家族や私生活と両立しながら競技に集中する。そのすべてを長年続けてきたことが素晴らしい」とアロンソは称えた。

Novak Djokovic and Pete Alonso pose with their signed gear. (photo via Evan Yu)

全米オープンを4度制しているジョコビッチは、次戦、29日(日本時間30日)にキャメロン・ノリーとの3回戦に臨む予定だ。アーサーアッシュスタジアムは満員が見込まれ、通りを挟んだシティフィールドでも新人投手ジョナ・トンのデビュー戦で熱気に包まれる。

多くのニューヨークのスポーツファンが、この二つの舞台に注目するだろう。

「テニスについて詳しくはないけど、ノバク・ジョコビッチの名前は知っている。それだけでも、彼のすごさが分かるよ」とマナイアは笑顔で語った。