パドレスの20歳トップ有望株、サラスが3A昇格

6:03 AM UTC

イーサン・サラス捕手(20)が、パドレス傘下の新たな舞台へ昇格する。

パドレスは29日(日本時間30日)、球団トップ有望株のサラスを3Aエルパソへ昇格させると発表した。2026年にマイナー最高峰の3Aでレギュラーとしてプレーする選手では最年少となる。

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サラスは今季、2Aサンアントニオで72試合に出場し、打率.286、出塁率.361、長打率.417、OPS.778、7本塁打、13二塁打を記録している。

2006年以降、単一シーズンに2Aで300打席以上に立った20歳の捕手は、サラスを含めてわずか8人。サラスのwRC+(リーグ平均を100として打者の得点創出力を示す指標)112は、平均を12%上回る水準で、その8人の中では2024年に126を記録したサミュエル・バサロに次ぐ2位となっている。

ベネズエラ出身のサラスにとって、今季は復調を印象づけるシーズンとなっている。

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サラスは2024年、ハイAフォートウェインでOPS.599にとどまった。昨季は背中の疲労反応により、テキサス・リーグでわずか10試合の出場に終わった。成績低迷と負傷が重なり、MLBパイプラインの開幕前トップ100有望株ランキングから外れた。

それでも、捕手としては将来的に最高水準の守備力の評価を維持。2026年に打撃成績が回復すると、トップ100にも返り咲いた。現在は全体30位、捕手部門では3位にランクされている。

「イーサンの練習に取り組む姿勢は最高レベルだ」とパドレスのマイク・デーリー選手育成部門アシスタントディレクターは5月に語っていた。

「どの程度まで負荷をかけ、いつ強度を上げるべきか。そのバランスを見極めてくれたパフォーマンス部門やトレーナー、医療スタッフの功績でもある。イーサンはアリゾナで多くの時間を費やし、体を回復させながら、必要な筋力もしっかりと身につけた。懸命に取り組んできた成果が、2026年の早い段階から表れているのを見るのは本当にうれしい」

所属カテゴリーの平均より若い年齢でプレーすることは、サラスにとって決して珍しい経験ではない。

2023年の海外有望株ランキングで1位に評価された左打ちの強打者は、同年1月に560万ドル(約9億1600万円)でパドレスと契約。17歳の誕生日を2日後に控えながら、ルーキーリーグを経ずにフルシーズンの1Aに進み、レーク・エルシノアでプロデビューした。それ以降、所属したすべてのリーグで、選手の平均年齢より少なくとも4歳若かった。

メジャーのパドレスは29日(同30日)の試合前時点で4連勝中。54勝53敗とし、ナ・リーグ第3ワイルドカード圏まで1.5ゲーム差に迫っている。

球団が補強する側に回るか、選手を放出する側に回るかは、8月3日米東部時間午後6時(同4日午前7時)のトレード期限直前まで決まらない可能性がある。その一方で、球団トップ有望株のサラスはメジャー昇格へ、また一歩近づいた。