ダルビッシュが制限リスト入り、パドレスが開幕ロースター確定

March 26th, 2026

パドレスの右腕、ダルビッシュ有(39)が25日(日本時間26日)、制限リストに入った。チームは26日に本拠地ペトコパークで行われるタイガースとの開幕戦を前に26人の出場選手枠を確定させた。

ダルビッシュは現在、右肘の手術からのリハビリ過程にあり、今シーズンは全休を余儀なくされる。契約は3年残っているが、この手術から本格的な復帰を目指すかどうかは不透明なままだ。今回の措置によってその状況が変わることはなさそうで、現時点で引退を表明する兆候はない。

制限リストに入った選手は、所属球団の契約下にとどまる。しかし、チームには帯同せず、給与を支払う義務もなくなる。制限リストに登録される理由は多岐にわたり、MLBの承認が必要となる。

実質的に、ダルビッシュはパドレスを離れることになった(25日にチームが練習した際、ペトコパークのクラブハウスにはまだ本人のいつものロッカーが残っていたが)。ダルビッシュが外れたことで、メジャー40人枠が1つ空く。パドレスはその枠を使い、タイ・フランス内野手(31)とウォーカー・ビューラー投手(31)を加える(今週に入った時点で、40人の枠のうち39人が埋まっていた)。

2026年に1500万ドル(約23億9100万円)の年俸を受け取る予定だったダルビッシュが制限リスト入りしたことで、年俸総額に大きな空きができる可能性もある。制限リストに入った選手への給与支払い義務はなく、同リストに登録される期間も日数が決められていない。

ダルビッシュは2024年にも、球団が「家族に関する個人的な事情」と説明した問題に対処するため、制限リストに入ることに同意した。数カ月間チームを離れ、シーズン終盤に復帰した。

今回は肘の手術によりいずれにせよ今季を全休するため、状況は明らかに異なる。10月に右肘のインターナルブレース術(人口靱帯)を伴う内側側副靱帯(UCL)修復術を受けた。1月に引退の可能性が報じられた後、ダルビッシュはSNSでその内容を否定していた。

ダルビッシュは「自分の引退の報道が出ているので簡単に説明します。 パドレスとは昨年から契約破棄する方向で話をしていますが引退はまだ決めていません。 自分の意向はオフシーズンに入ってから一貫して同じですが現時点ではまだパドレス、選手会、代理人と話が詰められていない状態です」と状況をつづていた。

さらに「自分としてはしっかりリハビリをやり抜き、心身ともに試合で投げられるなと思えばまた一から勝負したいなと考えています。 今年に関してはペトコパークにも行ってリハビリもし、スプリングトレーニングにも少し行く予定です」と投稿した。

ワールドベースボールクラシック(WBC)に日本代表のアドバイザーとして参加し、今春のキャンプでも短期間パドレスに合流した。現時点ではまだ去就を明言していない。しかし、その時が来れば、同世代で最高の投手の1人として称えられることになるだろう。レンジャーズ、ドジャース、カブス、パドレスの4球団で13シーズンを過ごし、通算115勝93敗、防御率3.65、2075奪三振を記録。日米通算208勝は歴代最多となっている。