メシック、ノーヒッターまであと3アウト「次はやれるかもね」と笑顔

April 17th, 2026

オリオールズ2-4ガーディアンズ】クリーブランド/プログレッシブフィールド、4月16日(日本時間17日)

ガーディアンズのパーカー・メシックが、ノーヒッター達成まであと一歩に迫った。

本拠地でのオリオールズ戦で、8回まで無安打投球を継続。しかし、残り3アウトの場面でヒットを打たれた。打球は二塁手フアン・ブリトが左へ飛び込んで伸ばしたグラブのわずか先を抜けていった。

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ガーディアンズの選手が最後にノーヒッターを達成したのは1981年5月15日のレン・バーカーの完全試合が最後。45年ぶりの記録達成に、周囲は期待を隠せなかった。

「できる限りはやったよ、みんな。次はやれるかもね」とメシックは笑顔で言った。

初回と六回に四球を一つずつ許したのみで、他はパーフェクト。8回0/3を投げて自己最多の9三振を記録した。また、112球(うちストライク78球)も自己最多だった。

「今夜自分たちが見たものは、本当に特別だった。あれだけ才能ある打線を相手に九回までノーヒットを続けたわけだし、最後まで攻め続け、試合を通してさまざまな方法で打者に向かっていった」とスティーブン・ボート監督は語った。

この日の投球内容を思えば、25歳のメシックがいずれレン・バーカーに並ぶ存在になる可能性は十分にある。

「本当に素晴らしい球を持っているし、一球一球をしっかり投げ切っている」と捕手のオースティン・ヘッジズはメシックについて語った。

「6つの球種があって、それを右打者にも左打者にも全部投げられる。あれだけ多くの球種、あれだけ多くの球速差、あれだけ多彩な変化に対応しなければならず、しかもそれがきっちりコントロールされていたら、今夜みたいな結果になることもある」

メシックはこの日、フォーシームを43球、チェンジアップを29球、スライダーを15球、カーブを13球、カッターを10球、シンカーを2球投げた。以前から最大の武器となってきたチェンジアップは、この日も特に破壊力があった。オリオールズ打線から奪った18の空振りのうち、9つがその球によるものだった。

メシックは、記録達成を意識し始めた明確な瞬間については覚えていないとコメント。ただ、終盤の数イニングにかけて、プログレッシブフィールドの空気が、期待感とともにどんどん高まっていったのは感じたという。場内の大きな歓声の中でピッチコムの音を聞くため、グラブで耳をふさがなければならなかったほどだ。

「その時は、本当に一球一球に集中しようとしていた。もちろん試合を通してずっと集中していたけど、少し実感が湧いてきたのはあのあたりだった」とメシックは話した。

チームは初回、ホセ・ラミレスの2ランで早々から援護した。守備陣も何度も彼を支えた。スティーブン・クワンは三回終了時、中堅のフェンスにぶつかりながらウォードの大きな当たりを好捕し、さらにラミレスは八回先頭で、左翼線のネット際に上がったフライをしっかり捕った。

メシックは九回、スタンディングオベーションを浴びながらマウンドを降りた。試合後はヘッジズと並んで取材に応じた。壇上に座ったヘッジズは「何で俺がここにいるのか分からないよ。今日はお前の日だろ」と笑顔で語った。

本人は謙遜したが、ヘッジズの存在感はいくら強調してもしすぎではない。メシックも「毎回の登板後に彼をできる限り称賛してきたつもりだ。試合のプランもそうだし、試合の見方もそうで、自分はただマウンドに行って、その通り実行すればいい。それだけなんだ」と絶賛した。

もちろん、メシック自身の投球も見事だ。ここまでドジャース、カブス、ブレーブス、そしてオリオールズと、いずれもプレーオフ争いが期待されるチーム相手に計25回2/3を投げ、防御率1.05、25三振、7四球と素晴らしい投球を見せている。

「彼はただひたすら努力を続けている。本当に粘り強いし、自分の仕事に全力で向き合っている」とボート監督は話した。