ベイリーのサヨナラ弾はランニング本塁打

ジャイアンツでは2013年以来12年ぶり

July 9th, 2025

ジャイアンツ4X-3フィリーズ】サンフランシスコ/オラクル・パーク、7月8日(日本時間9日)

フィリーズとドジャースという強豪2チームとの対戦が続くジャイアンツ。チームの立ち位置を測るホームでの試合は、いい戦いを見せている。

パトリック・ベイリーが3点ランニング本塁打を放ち、ジャイアンツが劇的な4-3のサヨナラ勝利を収め、連勝でフィリーズとのシリーズ勝ち越しを決めた。

サヨナラのランニング本塁打は、2016年8月19日にガーディアンズのタイラー・ネイキンが記録して以来。ジャイアンツでは2013年5月25日にアンヘル・パガンが放って以来となる。

フィリーズはシュワーバーが七回に2ランを放ち、3-1とリードを広げたが、ジャイアンツ打線が九回に試合をひっくり返した。

先頭のケイシー・シュミットが二塁打で出塁し、続くウィルマー・フローレスが安打でつないで一、二塁のチャンスを作ると、ベイリーは初球の直球を右中間のレンガ壁へ運んだ。

打球速度166キロの一打はフェンスに強く弾かれたことで、ベイリーが本塁までかえる時間が生まれた。ジャイアンツはこれで直近7試合で6勝目。6月後半は停滞気味だったが、再び勢いを取り戻している。