パイレーツとダイヤモンドバックスのシリーズ第3戦は、パイレーツ右腕ポール・スキーンズが七回途中まで無失点の好投。また打線も二桁得点でパイレーツが圧勝し、シリーズ勝ち越しを決めた。
「楽に投げられた。楽しかったよ」とスキーンズは久々の白星に笑顔を見せた。
スキーンズは6イニング2/3で96球を投げ、無四球、無失点、7三振と圧巻の投球で4勝目をマークした。
平均98.2マイル(約158キロ)のフォーシームを軸に、カーブ以外の6球種すべてで空振りを奪うなど、多彩な持ち球を巧みに操り、サイ・ヤング賞有力候補として存在感を示す登板となった。
直近の先発した5試合では0勝3敗ながら防御率2.32と好投を続けていたが、援護にも恵まれ、大量得点で5月最後の登板を白星で飾った。
スキーンズがマウンドを降りる際には、敵地にも関わらずパイレーツファンからスタンディングオベーションが送られた。
打撃で貢献したヘンリー・デイビスは「(スキーンズは)どんどん良くなっている。どんな球種でも投げられる安心感があり、常に攻めの姿勢を貫いているのが素晴らしい」と語った。
試合を決めたのは、3点リードで迎えた六回。四球やヘイズのタイムリー、アイゼア・カイナーファレファの2点二塁打、また相手の送球などで一挙5得点を奪い、相手先発ザック・ギャレンをマウンドから引きずりおろした。
カイナーファレファはこの日、2本の二塁打を含む3安打3得点2打点だったほか、ヘンリー・デイビスとジャレッド・トリオロもマルチ安打を記録。八回にはオニール・クルーズが今季第12号となる本塁打を放ち、チームの得点を二桁に乗せた。
チームは監督交代などで揺れたものの、スキーンズは「勝つためにピッツバーグに来た」と明言し、「ピッツバーグにはチャンスがある。大事なのはこの勢いを継続することだ」とまとめた。
