パイレーツ、オールスター選出の左打者オハーンと2年契約で合意(関係者取材)
情報筋によると、パイレーツはフリーエージェント(FA)で2025年のオールスター選手、ライアン・オハーンと2年総額2900万ドル(約43億5000万円)の契約で合意した。刷新を強く望んでいた打線に、また1人強打者が加わる。 球団はこの合意を正式に発表していない。 オハーンは2016年12月の右投手、イバン・ノバ(3年2600万ドル=約39億円)以来となる、パイレーツが複数年契約を結んだFA選手となる。また、野手と結んだFA契約としては球団史上最高額だ。
パイレーツが打線強化に成功、三角トレードでラウを獲得
パイレーツは19日(日本時間20日)、三角トレードによって打線強化に成功した。パイレーツはレイズから二塁手ブランドン・ラウ、外野手ジェイク・マンガム、救援左腕メイソン・モンゴメリーの3選手を獲得。先発右腕マイク・バローズをアストロズへ放出した。 また、今回のトレードでは、レイズがアストロズから複数のプロスペクト(若手有望株)を獲得している。
レッズがブルペン補強、左腕ファーガソンと1年契約で合意
16日(日本時間17日)、MLB.comのマーク・フェインサンド記者が関係者から得た情報によると、レッズはリリーフ左腕ケイレブ・ファーガソンと1年契約を結ぶことで合意したようだ。左腕不足のブルペンに貴重な投手が加わることになった。なお、球団からの正式発表はまだ行われていない。
パイレーツが救援左腕ソトと1年契約で合意か
パイレーツはオールスター選出2度を数える救援左腕グレゴリー・ソトと1年775万ドル(約12億円)の契約を結ぶ予定だと、関係者がMLB.comに明かした。球団は身体検査の結果を待っており、この契約を正式発表していない。 30歳のソトは今季、オリオールズとメッツで70試合に登板し、防御率4.18を記録。過去3シーズンは防御率が4点台だが、指標が示す投球内容は良好だった。上位3%に入るバレル率4.0%、ボール球スイング率31.5%、空振り率29.9%を記録し、70三振、奪三振率25.1%と健闘した。 一方で、ソトのこれまでの弱点は制球力だったが、2025年に大きな成長を遂げた。四球率はキャリアベストの8.6%と、前年の11.1%から改善され、リーグ全体でも最も四球率を改善させた投手となった。ただ、右打者という弱点は変わっていない。ソトは左打者に対して被打率.192、OPS.549と圧倒的だが、右打者に対して打率.307、OPS.801と痛打された。 ソトは好調であれば、90マイル半ばから後半に達するシンカーと、空振り率45.5%を誇るスライダーを投じる。さらにフォーシームとスイーパーも織り交ぜる。持ち味のボウリング球のような重いシンカーは2年前は被打率わずか.200だったにもかかわらず、今季は.314と打ち込まれた。変化量は変わっていないが、平均球速が98.1マイル(158キロ)から96.8マイル(156キロ)へ低下した。
パイレーツが元有望株のルチアーノをウエーバーで獲得
パイレーツがジャイアンツの元トッププロスペクトのマルコ・ルチアーノをウエーバーで獲得した。 24歳のルチアーノは、2018年に国際フリーエージェント(FA)としてジャイアンツと260万ドル(約4億5,000万円)の巨額の契約金で契約。マイナーでは非凡な打力を発揮し、球界有数の有望株として頭角を現した。
パイレーツ、地元メジャースポーツチームらと共に地域支援
パイレーツの指揮官、ドン・ケリーは、”超”がつくほどの楽天家だ。PNCパークで雨が降る時は、通常はオフか、少なくとも休憩時間となる。 しかし25日(日本時間26日)は別だった。悪天候の中、ケリー監督は市内のスポーツチームが主催するドライブアップ式(ドライブスルーのように車に乗ったまま食料などを受け取れる)の食料配布イベントに参加し、地元の人々に支援を届けた。 なお、この日の天気(約9℃・雨天)は指揮官の言葉を借りれば「11月のピッツバーグでは素晴らしい方」で、氷点下で雪にならずに済んだことに、参加者はほっとしているだろう。 「外が華氏15度(マイナス9℃)でひどい天気になる可能性もあったよ。地域に恩返しができるのは素晴らしいことだ」とケリー監督は笑顔で語った。
【満票】パイレーツのスキーンズがサイ・ヤング賞を初受賞
12日(日本時間13日)、パイレーツのポール・スキーンズがナ・リーグサイ・ヤング賞を初受賞した。スキーンズは1位票30票をすべて獲得。次点も満場一致でクリストファー・サンチェス(フィリーズ)が選ばれ、3位には山本由伸(ドジャース)が入っている。 スキーンズはバーン・ロウ(1960年)とダグ・ドレイベック(1990年)に続き、パイレーツ史上3人目のサイ・ヤング賞受賞者となった。満票での受賞はパイレーツ史上初である。
ポール・スキーンズは、パイレーツ史上最高の投手になったのか?
パイレーツの143年の歴史で、スティーブ・ブラスほど多くの試合を現地で見てきた人物はいないかもしれない。選手時代から実況解説者として50年以上にわたりパイレーツに関わり、2019年に放送席を離れた今もPNCパークで姿を見かけることが多い。 ブラスは1960年代以降のほぼすべてのパイレーツ選手を現地で見てきたが、唯一、ポール・スキーンズだけは自宅で観戦するという。 その理由をスキーンズが尋ねると、ブラスはこう答えた。 「登板日には、自分の椅子に座り、センター方向のカメラで彼の投球をじっくり見るんだ。球筋は本当に踊っているように見えるからね」 そしてこう続ける。 「(スキーンズは)完璧な人間野球マシンだ。普通、パワー系投手は速球と変化球しか持たないが、スキーンズは速球、変化球に加え、さらに4種類の球種を操る。単なる『投げる力』じゃなく、投球の『パッケージ』を持っている。見ていて本当に楽しいんだ」 2025年、スキーンズは大きく飛躍した。 右投手としてパイレーツのシーズン最多三振(216)を記録し、投球回数も大幅に伸ばして187回2/3に到達。そして、防御率1.97はライブボール時代(ボールの反発が高い時代=1920年〜現在)のパイレーツ先発投手として歴代最高という記録づくめのシーズンとなった。この活躍により、スキーンズはサイ・ヤング賞の最終候補にも名を連ねている。
代名詞の剛速球を封印 ミジオロウスキーが裏をかく配球で4回1失点
【ブルワーズ3-1カブス】ミルウォーキー/アメリカンファミリーフィールド、10月11日(日本時間12日) ジェイコブ・ミジオロウスキーは100マイル(約161キロ)を超える剛速球でルーキーながら大注目を浴びた。カブスとの地区シリーズ(NLDS)第2戦でも、その剛速球を武器に好投。チームに勝利をもたらした。 しかし、「勝てばシリーズ突破、負ければシーズン終了」のNLDS第5戦では、ミジオロウスキーは変化球主体の投球でカブス打線を手玉に取った。レギュラーシーズンを通しても最も多く変化球を投じ、4回1失点。投手戦を制してナ・リーグ優勝決定シリーズ進出を決めたチームの原動力となった。
得点力不足のブルワーズ、イェリッチ「1番」起用は正解か
地区シリーズ(NLDS)第4戦前、クリスチャン・イェリッチの1番打者起用について、パット・マーフィー監督はこう語った。 「きょう、一番打てると思ったからだ」 ポストシーズンではすべての判断が注目される。その中で「これまでチームを支えた選手に託す」という考え方もある。今年のブルワーズで、その信頼にふさわしい活躍を見せてきたのがイェリッチだ。 今季、イェリッチはシーズンを通してチームに在籍していた選手の中で最高のOPS.795を記録(途中加入のアンドリュー・ボーンは.868)。また若手中心のこのチームで唯一、過去8年で7度のポストシーズン進出を経験している野手でもある。 とはいえ、チームとしてはここ数年、ポストシーズンで結果を残せていない。2019年のワイルドカードゲームを含めると、現在6シリーズ連続で敗退中。今回のシリーズも、カブス相手に2連勝で王手をかけながら、敵地リグレーフィールドで2連敗し、勝負は本拠地での最終第5戦にもつれ込んだ。 第4戦の完封負け後、イェリッチはこう語った。 「これも野球の一部。ポストシーズンでは逆境にぶつかる。大事なのは、それでも前に進むこと。ホームではいいプレーができたし、相手もここでしっかり戦った。第5戦に向けて準備して、全力でプレーするよ」
カブスファンのプリースターがNLDS第3戦に先発
イリノイ州北部で育ったクイン・プリースター(ブルワーズ)は子供のころ、祖父母に連れられてリグレーフィールドを訪れていた。年に1度、祖父母はプリースターと妹のマディを球場へ連れていき、プリースターは「ホットドッグを好きなだけ食べた」という。
100マイル超え連発!剛腕ミジオロウスキーが3回無失点で勝ち投手に
【ブルワーズ7-3カブス】ミルウォーキー/アメリカンファミリーフィールド、10月6日(日本時間7日) 三回、最後の打者のゴロを捕球したブルワーズの新人剛腕ジェイコブ・ミジオロウスキーは、ボールをトスせず自ら一塁を踏むと、フィールド上のカメラに向かって雄叫びを上げ、喜びを爆発させた。 「とにかくアドレナリンが出すぎていて、正直うまくトスできないんじゃないかって思ったんだ。だから自分でベースを踏んだ方が良いと判断した」と試合後に笑顔で語った。 ミジオロウスキーは、レギュラーシーズン終盤戦は苦戦したが、この日はポテンシャルの高さを発揮。ポストシーズン初登板で、次々と100マイル(約161キロ)を超える速球を連発し、3イニングを1安打、4三振、2四球に抑えた。ブルワーズはこれで2勝0敗と、早くも突破に王手をかけて敵地シカゴへと向かう。
ブルワーズの主砲チューリオ、NLDS初戦で負傷交代
ナ・リーグ地区シリーズ(NLDS=5回戦制)第1戦で、ブルワーズの外野手ジャクソン・チューリオが二回に右ハムストリング(太もも裏)の張りを訴えて交代。試合序盤の猛攻を牽引し、わずか2イニングで3安打3打点を記録した主砲が離脱となれば、打線にとって大きな痛手となる。 試合後のMRI検査の結果、明確な損傷は確認されなかった。しかし、地区シリーズ残りの試合への出場は不透明だとパット・マーフィー監督は明かした。 「MRIの結果では結論が出なかった。今日は軽めのワークアウトを行い、その後に今後の出場について判断する」と指揮官は説明した。
スキーンズが6回無失点、防御率1.97でシーズン終了
【レッズ3-4パイレーツ】シンシナティ/グレートアメリカンボールパーク、9月24日(日本時間25日) パイレーツ先発のポール・スキーンズは四回先頭のギャビン・ラックスをセカンドゴロに打ち取った時点で今季の防御率が1点台となり、球団の歴史に名を刻んだ。ライブボール時代の1920年以降、規定投球回をクリアした上で防御率1点台をマークしたパイレーツの投手は過去に1人もいなかったのだ。 パイレーツはすでにポストシーズン進出の可能性が消滅しており、スキーンズのピッチングだけが注目だった。今季のナショナル・リーグのサイ・ヤング賞最有力候補と目される右腕のレギュラーシーズン最終登板。しかし、スキーンズの登板は防御率を1点台にしただけでは終わらなかった。 四回の先頭打者を打ち取った時点で防御率が1点台となったスキーンズだが、その時点で降板するようなことはせず、6回4安打無失点、7三振、無四球の好投。チームは延長11回の熱戦の末に4-3で勝利を収めた。
豪腕スキーンズ&捕手デービスらが「クレメンテデー」に奉仕活動
メジャー屈指の名バッテリーとして知られるポール・スキーンズとヘンリー・デービスが、グラウンド外でも息のあった『チームワーク』を披露した。 スキーンズ、デービスをはじめ、チームやフロント、コーチ陣は、退役軍人支援団体の活動に参加し、食料品を袋詰めし、分配などを行なった。
スキーンズ、初のシーズン200三振を達成
【オリオールズ2-1パイレーツ】ボルティモア/オリオールパークアットカムデンヤーズ、9月10日(日本時間11日) ピッツバーグ・パイレーツの144年の歴史でシーズン200三振を達成した投手はわずか8人しかいない。エド・モリスが19世紀に2度達成し、ボブ・ビールは1960年代に4度達成した。21世紀に入ってからは、オリバー・ペレス、ミッチ・ケラー、A・J・バーネット、フランシスコ・リリアーノ、ゲリット・コールが1度ずつ達成している。
スキーンズ、6回2失点で9勝目を挙げ「5割復帰」
【レッドソックス2-4パイレーツ】ボストン/フェンウェイパーク、8月29日(日本時間30日) パイレーツは敵地フェンウェイパークでのレッドソックス3連戦がスタート。その初戦はパイレーツ打線がレッドソックスの中継ぎ陣を攻略し、4-2で逆転勝利を収めた。なお、レッドソックスの吉田正尚は「5番・DH」でスタメン出場して3打数1安打(1四球)。3試合ぶりのヒットを放ち、今季の打撃成績は打率.229、出塁率.283、OPS.622となった。 レッドソックスの新人左腕ペイトン・トーリーはメジャーデビュー戦で五回まで1安打に抑える好投。しかし、パイレーツは六回1死から連打で一、二塁のチャンスを作り、トーリーを降板に追い込んだ。 2番手のグレッグ・ワイサートに対し、パイレーツはトミー・ファムとアンドリュー・マカッチェンの両ベテランが2者連続のタイムリー二塁打を放ち、3-2と逆転に成功。8三振を奪う好投を見せたトーリーには2失点が記録された。
豪腕スキーンズ、7回無失点の快投で50先発到達
【パイレーツ4-0ロッキーズ】ピッツバーグ/PNCパーク、8月24日(日本時間25日) パイレーツの歴史で、サイ・ヤング賞を獲得した投手はこれまでにわずか2人。1960年のバーン・ローと、1990年のダグ・ドレイベックだ。ローが受賞した当時は各リーグから1人ずつではなく、全体で1人の受賞だった。パイレーツのエースがここに名を連ねる日はそう遠くはない。
スキーンズに次ぐ怪物登場か 剛腕チャンドラーが4回無失点
【パイレーツ9-0ロッキーズ】ピッツバーグ/PNCパーク、8月22日(日本時間23日) パイレーツの超有望株ババ・チャンドラーがデビュー戦に登板し、4回無失点3三振と好投。5回無失点6三振を記録した先発のブラクストン・アッシュクラフトとの完封リレーを成し遂げ、キャリア初セーブを挙げた。ポール・スキーンズに次ぐ怪物と期待される22歳がついにヴェールを脱いだ。
パイレーツがブルージェイズ撃破、スキーンズ6回8三振2失点
【パイレーツ5-2ブルージェイズ】ピッツバーグ/PNCパーク、8月18日(日本時間19日) パイレーツはアメリカン・リーグ東地区の首位を走るブルージェイズとの3連戦がスタートし、試合終盤、相手のミスにも助けられて5-2で勝利。先発のポール・スキーンズは6回8三振2失点と好投し、防御率2.16でメジャートップをキープしている。 スキーンズが唯一失点したのは三回だった。ブラディミール・ゲレーロJr.の内野ゴロの間に1-1の同点に追いつかれ、ボー・ビシェットに勝ち越しタイムリーを献上。しかし、それ以外のイニングは無失点に抑え、チームに勝利のチャンスを残し続けた。パイレーツのエース右腕はフォーシームを多投(96球中51球)。8三振のうち4つはフォーシームで奪った。
スキーンズが無失点の好投で6勝目、ダイヤモンドバックス3連戦に勝ち越し
【パイレーツ0-6ダイヤモンドバックス】ピッツバーグ/PNCパーク、7月27日(日本時間28日)
スキーンズが6回無失点でタイガースに完封リレー
【パイレーツ3-0タイガース】PNCパーク/ピッツバーグ、7月21日(日本時間22日) パイレーツが本拠地での不甲斐ない週末のシリーズを払拭。エースのポール・スキーンズが好投を見せ、MLB勝率トップのタイガースに3-0で勝利した。 チームが投球回数を管理する中で、スキーンズが6イニングを投げたのは6月19日以来初めて。オールスターゲーム後初の試合で、86球を投げ無失点、3安打1四球6三振だった。三回に連打を浴びた場面を除けば、危なげない内容で、タイガースの反撃を許さなかった。
ナ・リーグの先発投手スキーンズが意気込みを語る
14日(日本時間15日)、パイレーツのポール・スキーンズがオールスター・ゲームの公式会見に出席。15日(同16日午前9時開始予定)の一戦で2年連続でナ・リーグの先発投手を務める。2年目の23歳ながら、既に球界の顔に成長しつつあるスキーンズは、球宴でどのようなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。本人が意気込みを語った。
オニール・クルーズ、HRダービー参戦へ
オニール・クルーズ(パイレーツ)は試合中の打席で数々の驚くべき打球を放っているが、最も驚異的な打球のいくつかは打撃練習中に生まれている。複数の球場で3階席に打球を放り込むなど、クルーズの打撃練習は目を見張るものがある。 14日(日本時間15日)、世界はこうしたクルーズの驚異的な打球の数々を目撃することになる。アトランタのトゥルイスト・パークで行われるホームラン・ダービーにクルーズが出場することが決定したからだ。
球団100年ぶりの4試合連続7点差以上で勝利
【パイレーツ7-0カージナルス】@ピッツバーグ/PNCパーク、6月30日(日本時間7月1日) パイレーツの勢いが止まらない。同地区カージナルスとの3連戦の初戦、パイレーツはここ最近不振に苦しんでいた左腕アンドリュー・ヒーニーが六回途中まで無安打に抑える好投を見せると、打線も先発全員安打で援護。7-0で完封勝利を挙げ、4連勝となった。