豪腕スキーンズ&捕手デービスらが「クレメンテデー」に奉仕活動

September 15th, 2025

メジャー屈指の名バッテリーとして知られるポール・スキーンズヘンリー・デービスが、グラウンド外でも息のあった『チームワーク』を披露した。

スキーンズ、デービスをはじめ、チームやフロント、コーチ陣は、退役軍人支援団体の活動に参加し、食料品を袋詰めし、分配などを行なった。

9月15日はMLB全体で球団の象徴ロベルト・クレメンテをたたえる日であり、近年パイレーツは人道活動を通じてその精神を受け継ぐ取り組みを続けている。その一環で、パイレーツは、ピッツバーグ市内外で計6つの奉仕活動を行なった。

「僕らはメジャーリーグという大きな舞台(プラットフォーム)を持っている。それを社会のため、人々のために使わなければならない。今日はロベルトの遺産をたたえ、少しでも人々の役に立てたけれど、やるべきことはたくさんある」と、今年のクレメンテ賞候補に選ばれたスキーンズは語った。

この日、市内各地で行われた活動にはジャレッド・トリオロ、キャム・サンダース、キャム・デバニー、カイル・ニコラス、捕手コーチのジョーダン・コマデナ、球団社長トラビス・ウィリアムスらが参加。クレメンテの息子ロベルトJr.とルイスの姿もあった。

ルイスは「父の魂がそこに宿っているのを感じるので、この活動を毎年楽しみにしている」と話した。

他にも選手やスタッフは、女性用シェルターでの物資提供、ラテンコミュニティセンターでの子ども向けケアキット作りなどに参加。PNCパークではフロント陣が退役軍人向けの支援物資を梱包などの活動を行なった。

スキーンズは軍関係者支援で高く評価されており、シーズン中も仲間と退役軍人病院の家族支援施設の整備やチケット提供、さらにゲイリー・シニーズ財団への寄付とボランティア活動を行っている。本人は「退役軍人や救急隊員の犠牲には到底報いきれない。できることは常にもっとある」と語る。

クレメンテ自身も1958〜64年に海兵隊予備役として従軍していた。息子のロベルトJr.は「父はプエルトリコ人であることを誇りに思っていたけど、同時にアメリカ人であり、海兵隊員であることにも強い誇りを持っていた。軍をサポートする活動に関われるのは天からの贈り物だ」と語った。

試合前には、社会貢献活動の表彰も行われた。この制度はクレメンテの精神に基づき、マイナー選手を含め年間10時間以上の地域貢献活動を義務づけている。

「僕らは遺産を引き継いでいる。その責任を胸に、街や人々にしっかりと向き合っていきたい」とデービスは語った。