サイ・ヤング賞対MVP、スキーンズが大谷翔平、ドジャースと対決

June 9th, 2026

2026年のオールスターゲームは7月14日(日本時間15日)まで開催されないが、PNCパークに集まるファンは9日(同10日)、昨季のサイ・ヤング賞投手ポール・スキーンズ(24)が、昨季ナ・リーグMVPの大谷翔平(31)やワールドシリーズ連覇中のドジャースと3連戦の初戦で対戦する、オールスター級のマッチアップを堪能することになる。

スキーンズは防御率2.83でこの試合を迎え、5月12日(同13日)のロッキーズ戦以降は白星を挙げていない。スキーンズの2026年シーズン14度目の先発登板を前に知っておくべき情報をまとめる。

前回登板:

スキーンズは今季3度目となる、5回を投げきれずに降板した試合となった。アストロズ戦に先発し、4回2/3を投げて6安打3失点でマウンドを降りた。その後、ブルペン陣が打ち込まれ、アストロズが11−9で勝利した。

この先発登板で、スキーンズは自己最多の109球を投げたが、ストライク率は62%にとどまった。

ドジャース戦:

スキーンズは南カリフォルニアで育ったが、実はドジャースではなくエンゼルスのファンだった。ドジャース戦での先発4試合で、3勝1敗、防御率2.70、奪三振率12.9を記録している。

このシリーズで最も興味深い対決は、スキーンズが先頭打者である大谷に第1球を投じる初戦だ。両者はこれまでに11度対戦し、大谷は6三振を喫しているものの、2024年6月5日(同6日)の初対戦では本塁打を1本放っている。ムーキー・ベッツ(33)はスキーンズに対して9打数無安打、フレディ・フリーマン(36)は12打数2安打としている。

知っておくべきデータ:予想防御率(xERA)2.30

スキーンズの防御率2.83は素晴らしい数字だが、最初の2シーズンのそれぞれの防御率(2024年は1.96、2025年は1.97)よりも約1点高い。しかし、データサイト、ベースボール・サバントによるスキーンズの予想防御率2.30、過去2シーズンの予想防御率(2024年は2.50、2025年は2.65)よりいい成績だ。スキーンズの四球率は自己最少の4.7%を記録し、予想加重出塁率(xwOBA=打球の速度や角度、三振・四球のデータから、周囲の守備や運を排除して「本来どのくらい出塁されるべきだったか」を算出した指標)は自己最低の.241となっている。

予想成績は、同投手がエリートレベルだった最初の2シーズンと遜色ないパフォーマンスを維持していることを証明しており、24歳の右腕が圧倒的なペースを落とす気配はほとんどない。