【パイレーツ7-1ガーディアンズ】クリーブランド/プログレッシブフィールド、7月19日(日本時間20日)
ポール・スキーンズは、シーズン中としてはこれ以上ないほど十分に休養を取ってこの日の先発登板を迎えた。登板は1週間ぶりで、オールスター関連イベントが行われた13日と14日(日本時間14、15日)は完全休養に充てていた。
後半戦へ向けて英気を養った24歳のエースは、この夏最高の投球を披露した。100球で7回を投げ、8奪三振、1失点。パイレーツは敵地でのカード勝ち越しを決めた。
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スキーンズが7回まで投げたのは、5月12日のロッキーズ戦以来だった。また、パイレーツの先発投手が7回以上を投げたのは、5月21日のブラクストン・アシュクラフト以来となった。
「早いカウントでアウトを取れたことが大きかった。長い打席もそれほど多くなかった。結局は、そうしたことの積み重ねだ。早い段階でアウトを取り、9球や10球を要する打席を避けられれば、必要な場面でアウトを取るための良い方程式になる。試合の深いイニングまで投げるためにも、良い方程式だ」とスキーンズは語った。
スキーンズは初回、クリーブランド打線を難なく退け、シンカーとフォーシームでそれぞれ三振を奪った。ガーディアンズは右腕スキーンズとの相性を考慮し、先発打者9人のうち8人が左打者だった。
スキーンズと同じくドラフト全体1位指名の経歴を持つトラビス・バザーナを、内角いっぱいのシンカーで見逃し三振に仕留め、この日の投球の流れをつくった。この日投じたシンカーはわずか4球だったが、バザーナに対して狙い通りに投げ切れば、アウトを奪えると考えていた。
MLB3年目の今季は9試合連続で勝利から遠ざかり、フィラデルフィアではキャリア最悪の登板となったが、その後はオールスターブレイクまでに2連勝。この日は、三回に初安打とスクイズで得点を許したが、それ以上は許さなかった。
四回には四球と安打を許したが、ビリー・クックが三塁からタッチアップした走者を本塁で刺し、1-1の同点を維持した。その後、スキーンズはこの日6個目の三振でイニングを終え、四回までの球数はわずか58球だった。
パイレーツは五回と六回に計4得点を挙げてリードを広げた。守備でもジェイク・マンガムが見事なプレーを見せ、二塁へ進もうとしたクワンをアウトにしてスキーンズを援護した。
七回にスキーンズの球数が100球へ近づくと、ブルペンではメイソン・モンゴメリーが準備を始めた。パイレーツは前日のダブルヘッダーで、ウィルバー・ドテルを除くすべての救援投手を起用していたため、スキーンズが7回を投げ切った価値はさらに大きかった。スキーンズは二塁走者カリル・ワトソンを牽制でアウトにすると、最後の打者を三振にうちとり登板を終えた。
「昨日はダブルヘッダーで18イニングを戦った。そこで(きょうは)ポールが登板して7回を投げ、彼らしい仕事をしてくれた。本当に素晴らしかった。序盤は非常に効率的で、その後は走者を背負った場面もうまく切り抜けた。ほとんどの時間帯で試合を支配していると感じた」とドン・ケリー監督は語った。
数試合の間、スキーンズは本来の姿を見失ったように見えた。しかし、ガーディアンズを相手に、今も球界最高の投手の一人であることを改めて証明した。直近3先発の防御率は2.45となっている。
