未勝利期間が歴史的記録に迫る中、スキーンズはブレーブス戦の先発へ

July 7th, 2026

パイレーツのエース、ポール・スキーンズ(24)は、5月12日(日本時間13日)から9度の先発登板で白星がなく、メジャーリーグのキャリアで最悪の不振に陥っている。記録会社エライアス・スポーツ・ビューローによると、右腕の未勝利期間は前年のサイ・ヤング賞受賞者としては史上2番目の長さタイであり、ブレイク・スネルとジム・ペリーの持つ記録まであと1試合に迫っている。

不振が続く状況にもかかわらず、スキーンズは週末にマウンドへ上がることなく快挙を成し遂げた。4日(同5日)にナ・リーグのオールスターチームへ選出され、ダルビッシュ有、ドワイト・グッデン、トム・シーバーらに続き、デビューから最初の3シーズン連続で真夏の祭典へ選ばれたMLB史上4人目の投手となった。

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前半戦の最終戦となる12日(日本時間13日)のブリュワーズ戦に登板する予定のため、スキーンズがオールスターゲームに登板する可能性は低い。まずは7日午後6時40分(東部時間=日本時間8日午前7時40分)から、ナ・リーグ東地区首位のブレーブス戦に臨む。今季19度目の先発を前に、知っておくべきすべての情報をまとめた。

前回の登板

1日(同2日)のフィリーズ戦で行われた前回の先発登板は、スキーンズのキャリアで最悪の内容だった。24歳の右腕は4イニングを投げ、2本の本塁打を浴びるなど5三振を奪ったものの、8失点(自責点7)。この登板中、スキーンズの投球における複数の要素で顕著な変化が生じていた。

新人だったわずか2年前、フォーシームの最速は101.9マイル(約164.0キロ)を記録していた。しかし現在は、フィリーズ戦でのフォーシームの球速が93.6マイル(約150.6キロ)から97.9マイル(約157.6キロ)の範囲にとどまっていた。メジャーデビューから最初の55先発登板において、1試合あたり平均26球の98マイル(約158キロ)以上の直球を投げていた。それが直近の3先発登板では、98マイル(約158キロ)以上を計測した球数は合計でわずか4球にとどまる。

フォーシームの回転数も大幅に低下しており、4月1日(同2日)の2318回転から、7月1日(同2日)には1987回転まで減少した。試合後の取材でフォーシームの突然の変化について問われた際、スキーンズは原因が分からないと答えた。

ブレーブス戦に向けて

ブレーブス戦の登板は過去1度のみで、2024年6月29日(日本時間30日)に6イニングを投げ9三振、ジャレッド・ケレニックのソロによる1失点のみに抑えた。ケレニックはすでにアトランタを去って久しいが、ブレーブスの打者数人がスキーンズとの対戦経験を持つ。

オジー・オルビーズは2打数1安打1四球、マット・オルソンは3打数無安打3三振、オースティン・ライリーは3打数1安打。メジャーの公式戦でロナルド・アクーニャJr.と対戦した経験はなく、春季キャンプでの対戦にとどまる。アクーニャJr.は左太もも裏の負傷により約1カ月間離脱しており、今回も対戦は実現しない。

注目データ:オフスピードのランバリュー

新人時代、スキーンズの変化球の価値(ランバリュー)は、メジャー全体でトップ(上位1%)の評価を受けていた。2025年にその数値はわずかに低下したものの、上位2%を維持した。今季のオフスピードの変化球は下位17%に沈んでいる。