【カブス11-5ナショナルズ】シカゴ/リグレーフィールド、9月5日(日本時間6日)
カブスは休養十分のピート・クロウ=アームストロング(PCA)ら打線の活躍によって、ナショナルズに大勝。鈴木誠也も4打数1安打1得点と活躍した。また、ナショナルズの小笠原慎之介は3番手として登場し、2回2失点だった。
クロウ=アームストロングは2日と3日のブレーブス戦を連続で欠場。さらに4日はチームの休養日で、3日連続で試合から離れていた。
クロウ=アームストロングに3日間の休養を与えた理由を、クレイグ・カウンセル監督は「精神的なリセットになるし、結果に苛まれることから解放される。選手たちにとって大きな励みになる。毎日、結果で評価されるというのは、本当に辛いことだ。選手たちは本当に苦労するんだ」と、休養の意義について語った。
その効果はすぐに発揮された。
クロウ=アームストロングは初回、一挙5点を先制するビッグイニングで特大の犠牲フライを放つと、その後も打球速度100マイル超えの単打を2本、今季32個目の盗塁、終盤にも仕上げの犠牲フライを放つ大活躍。直近30試合では打率.163、出塁率.217、長打率.231、1本塁打と苦しんでいたが、復活の兆しとなるプレーを披露した。
名将の呼び声高いカウンセル監督は選手に休養を与えるタイミングにも長けている。
「これは直感的な決断の一つだ。目の前には、そろそろ休養を与えるべきでは、というデータがある。でも、見ているのはあくまでその人、選手。コーチやここにいる人たちと話し合って、選手にとって何が必要かを考えるだけだ」
カウンセル監督は先月もカイル・タッカーに精神的なリセット期間として数試合欠場させ、復調に導いた。さらにミゲル・アマヤ、イアン・ハップ、そして鈴木も過去に休養をきっかけに復調した経験がある。
クロウ=アームストロングも「休養は良かった。間違いなく賢明で計算された決断だった。最初から、私はカウンセルを信頼している。ここで一緒に過ごしていくうちに、本当に良い関係へと発展している」と、カウンセル監督への信頼を語った。地区首位のブルワーズに対しては5.5ゲーム差の2位、ワイルドカードでは5ゲーム差で首位のカブスは、このまま第4シードでポストシーズンに臨む可能性が高い。コンディショニングが鍵を握る残り1カ月の期間では、適度な休養が生きるだろう。
カブス打線の11得点の猛攻、そして先発ハビアー・アサッドのゲームメイクが光ったこの試合で、鈴木も勝利に貢献。初回にチャンスを広げる安打を放ち、5得点のビッグイニングを演出した。4打数1安打1得点1四球の成績で、シーズン打撃成績は打率.244、OPS.791となっている。
ナショナルズの3番手として登板した小笠原は、五回は三者凡退に抑えたが、六回は先頭に四球を与え、鈴木とメジャーで初対戦。4球目のチェンジアップをセンターフライにされ、二塁走者を進める犠牲フライを打たれた。その後クロウ=アームストロングに犠牲フライ、続くニコ・ホーナーにソロ本塁打を浴び、2回2失点1安打1四球で、防御率は5.67へ悪化した。
