フィリーズが地区2連覇! 延長10回ドジャースとの熱戦を制す

シュワーバーが先制の53号ソロ、主砲ハーパーにも一発

September 16th, 2025

ドジャース5-6フィリーズ】ロサンゼルス/ドジャースタジアム、9月15日(日本時間16日)

フィリーズは飛行機のトラブルにより到着が数時間遅れ、ロサンゼルスに着いたのは午前2時前だった。

それは理想的な状況ではなかった。

しかし、遠征のトラブルにかかわらず、ドジャースタジアムでの試合は午後7時10分にスタートした。地区優勝へのマジックナンバーは「1」。ドジャースに勝てば、2年連続の地区優勝が決まる一戦だった。

簡単な試合ではなかった。しかし、フィリーズは延長10回、熱戦の末に6-5で勝利。ナショナル・リーグ東地区の優勝を決めた。

初回、カイル・シュワーバーが53号ソロを放ち、チームに先制点をもたらした。その後、フィリーズは逆転を許し、ドジャースに3-1とリードされたが、七回に下位打線が奮起。6番オットー・ケンプが二塁打でチャンスメークすると、1死後に8番ブライソン・ストットのタイムリーで1点を返し、9番ウエストン・ウィルソンの5号2ランで試合をひっくり返した。

その直後、オライオン・カークリングがムーキー・ベッツに19号ソロを浴び、4-4の同点。しかし、八回にブライス・ハーパーが右中間への27号ソロを放ち、5-4とリードを奪った。

これで決まったかに思われたが、試合は終わらなかった。

クローザーのヨアン・デュランはトレード期限前に加入して以来、フィリーズにとって「天の恵み」と言える存在だ。毎試合のように素晴らしいピッチングを見せ、自動的とも言えるくらいにアウトを重ねていた。

ところが、九回1死からデュランは浮いたカーブをとらえられ、アンディ・パヘスに同点の25号ソロを被弾。打球はレフトにあるドジャースのブルペンに飛び込んだ。デュランが本塁打を打たれたのは移籍後初めて。今季トータルでもわずか2本目の被弾だった。

しかし、フィリーズは10回にJ・T・リアルミュートの犠牲フライで勝ち越しに成功。これが決勝点となり、ドジャースタジアムのフィールド上にはフィリーズの選手たちによる歓喜の輪が広がった。