フィリーズはトリプルAからオットー・ケンプを昇格させ、ドノバン・ウォルトンと契約して穴を埋めた。両選手は10日間のシリーズ全試合を不在し、ポストシーズン復帰を目指す。
ターナーは今季MVP級の活躍を見せ、打率.305で203安打、106得点、40盗塁のペース。昨季はグレード2の肉離れで6週間欠場したが、今回は軽度のグレード1。トムソン監督「プレーオフまでには復帰できる」と話す。ボームも休養させ10日後の復帰を予定。
ターナー不在で注目されたのは、ブライス・ハーパーの1番打者起用だ。
「皆で話し合って決めた挑戦」と本人も語る。守備ではソーサがショート、ストットがセカンド、サードはケンプが主戦候補となる。
チームはエースのザック・ウィーラー不在に続き、厳しい状況が続く。ハーパーは「誰も無理せず、自分の役割を全うするしかない」と前向きにコメント。控え選手の休養日を設けつつ、チーム一丸でポストシーズンを見据える。
