ターナー&ボームIL入り&メッツ戦ではハーパーが先頭打者

September 8th, 2025

ナ・リーグ東地区首位のフィリーズは、先発内野陣の左打者全員を負傷者リスト(IL)入りした。マーリンズ戦で途中退場したトレイ・ターナーは右ハムストリングの軽度肉離れで10日間のIL入り、アレック・ボームも左肩炎症で同様に10日間IL入りした。

フィリーズはトリプルAからオットー・ケンプを昇格させ、ドノバン・ウォルトンと契約して穴を埋めた。両選手は10日間のシリーズ全試合を不在し、ポストシーズン復帰を目指す。

ターナーは今季MVP級の活躍を見せ、打率.305で203安打、106得点、40盗塁のペース。昨季はグレード2の肉離れで6週間欠場したが、今回は軽度のグレード1。トムソン監督「プレーオフまでには復帰できる」と話す。ボームも休養させ10日後の復帰を予定。

ターナー不在で注目されたのは、ブライス・ハーパーの1番打者起用だ。

「皆で話し合って決めた挑戦」と本人も語る。守備ではソーサがショート、ストットがセカンド、サードはケンプが主戦候補となる。

チームはエースのザック・ウィーラー不在に続き、厳しい状況が続く。ハーパーは「誰も無理せず、自分の役割を全うするしかない」と前向きにコメント。控え選手の休養日を設けつつ、チーム一丸でポストシーズンを見据える。