内野フライを追って激突、混乱『どうしてアウトなんだ?』

April 10th, 2025

【ピッツバーグ(ペンシルベニア州)】 パイレーツのキャッチャー、バートは誰が自分に激突してきたのか、ボールがどこにあるのか全く把握していなかった。試合は大詰め、0−0の八回2死一、二塁の守備だった。

パイレーツ対カージナルスの八回、リリーフのファーガソンは、コントレラスを二死で内野フライに打ち取った。捕手のバートが捕球姿勢に入った瞬間、一塁手のロドリゲスが衝突し、ボールはロドリゲスの一塁ミットからこぼれ落ちた。

その時、二塁走者サジェシは三塁を回り、ホームに突入。フェアゾーンに転がったボールを拾った三塁手、ヘイズがダイビングでサジェシをタッチアウトにした。

「覚えているのは、審判を見て、彼がアウトを示す拳を見たことだけです。『どうしてアウトなんだ?』と思いました。」と試合後、バートはコメントした。

三塁手のヘイズが素早く反応。スコアを0-0のまま保ち、その後、バートが延長十三回にサヨナラヒットを放ち、パイレーツが2-1で勝利した。

「ケイブライアン(ヘイズ)はすごく頭の良い選手。非常に直感的な選手で彼の“インターナル・クロック(状況判断能力や感覚)”は僕が今まで見てきた選手で一番だ。それが彼が特別な選手である理由だ」とバートは話しました。

ヘイズは自らもフライを追っている間に二塁走者のサジェシが自分を通り過ぎていないことに気づき、仮にホームでのクロスプレーになったときはアウトにできると考え、実際にフェアゾーンに転がったボールを見つけるとすぐに拾い上げ、左手を伸ばしてタッチを試みた。

「本能的にボールを拾って、彼(走者のサジェシ)がちょうどそこにいたので、ただタッチしようとした。経験したことのないプレーだったけど、アウトを取れたことをうれしく思っています」とヘイズはそのプレーを振り返った。

ヘイズは六回の守備でゴロをを素手でつかみ、ウィンをでアウトにしたように素晴らしいプレーを見せている。だからこそシェルトン監督は彼を「守備で試合を変える選手」と称賛している。

「ここ5年間、私は言ってきましたが、彼のコンディションがよければ最も優れた内野手だ」とシェルトン監督は評価している。