ウィットJr.が通算3度目、サンチェスが初の週間MVP受賞

May 11th, 2026

毎年のようにMVP候補に挙がるボビー・ウィットJr.(25)は開幕からの1カ月余り、本来の姿とはほど遠い状態だった。しかし、ロイヤルズの遊撃手であるウィットの状況は先週、大きく一変した。

ウィットJr.は5月4日(日本時間5日)から10日(同11日)にかけて、打率.407、3本塁打、OPS1.263を記録。ロイヤルズがア・リーグ中地区の優勝争いに再び加わる原動力となった。

一方、フィリーズの左腕クリストファー・サンチェス(29)も、2026年シーズンの素晴らしい滑り出しを継続している。相手打線を圧倒する支配的な投球で今季最高の2登板だった。

11日(同12日)、両者の活躍が評価され、それぞれのリーグで週間MVPに選出された。ア・リーグはウィットJr.、ナ・リーグはサンチェスが受賞。ウィットJr.は通算3度目、サンチェスは自身初の選出となった。

ウィットJr.は週間で11安打。7日(同8日)のガーディアンズ戦での4安打を含め、先週は3度のマルチ安打を放った。これにより打率を20ポイント以上も上げて.302とし、OPSも82ポイント上昇させて.847とした。ウィットの今季のbWAR(ベースボール・リファレンス版)は2.8に達し、野手のメジャー全体1位タイとなっている。

一方のサンチェスは圧倒的な2登板で2勝0敗、15回を投げて防御率0.00をマークした。6日(同7日)のアスレチックス戦では10三振の好投。この試合、左腕は8回を投げ、3安打1四球に抑えた。週の締めくくりとなった10日(同11日)のロッキーズ戦では、7回を投げて7三振。昨季のナ・リーグ・サイ・ヤング賞投票で2位に入ったサンチェスは、現在bWAR2.6をマークし、ナ・リーグの投手でトップに立っている。

週間最優秀プレー

8日(同9日)は、ブレーブスの遊撃手ジム・ジャービス(25)にとって最高の一夜となった。2日前にメジャーデビューしたばかりのジャービスは、ドジャースのカイル・タッカー(29)の安打を奪うダイビングキャッチを決め、瞬く間にその名を売った。

内野に背を向け左翼方向へ走ると、ジャービスは跳躍。体をいっぱいに伸ばした滞空時間の長いダイビングでつかみ捕った。その数分後にはメジャー初安打も記録。文句なしの夜となった。