【ブレーブス1-2フィリーズ】アトランタ/トゥルイストパーク、6月29日(日本時間6月30日)
どんな状況でも自分の仕事を全うする。それが、レンジャー・スアレスだ。
3連戦のカード最終戦に先発したフィリーズの左腕は、7回1失点8三振の好投で勝利に大きく貢献した。
特筆すべきはその継続性だ。10試合連続で6回以上を投げ、防御率は脅威の1.19をマーク。これは2011年のクリフ・リー以来、フィリーズの投手による連続10先発での最少防御率で、好スタートをきった昨年をさらに上回るほどの投球を見せている。
さらに、マウンドの高さが変更された1969年以降、シーズン中に10先発で防御率1.20未満を記録したフィリーズの投手は、2010年のロイ・オズワルトと1972年のスティーブ・カールトンのみとなっている。
スアレスはこれだけの好投を見せながら、なかなか打線の援護が得られなかった。6月の5先発全て6イニング以上、2失点以下という内容ながらチームは2勝3敗と負け越している。象徴的なのが、24日のアストロズとの試合で、7回2/3を4安打、ソロ本塁打の1失点のみに抑えたものの、得点が入らずに0-1で敗れた。
この日も二回にソロ弾を浴び嫌な記憶が一瞬よぎったが、五回にケンプのタイムリーと、ターナーの犠牲フライで2点を挙げ、逆転勝利をつかんだ。これでスアレスはチームトップタイの7勝目で防御率は2.00。規定投球回数には足りていないが、MLBトップの2.12(スキーンズ)を上回る。
フィリーズはこの勝利でカードを勝ち越し。メッツに1.5ゲーム差をつけ、ナ・リーグ東地区1位をキープ。明日からはホームでパドレスとの3連戦を迎える。
