レンジャーズがア・リーグ西地区首位タイに浮上

3:19 AM UTC

ブルージェイズ1−7レンジャーズ】アーリントン/グローブライフフィールド

18日(日本時間19日)、レンジャーズとレッドソックスの3連戦最終戦開始を数時間後に控えた午後、メジャー2年目の先発右腕クマー・ロッカー(26)は、レンジャーズの数人のコーチとともに1人で投手守備練習(PFP)に取り組んでいた。

身長6フィート5インチ(約196センチ)、体重245ポンド(約111キロ)のロッカーは、マウンド上で大きな存在感を放つ身体能力の高い投手だ。一方、メジャーで2度目のフルシーズンとなった今季は、いくつかの課題も抱えている。中でも守備には安定感を欠き、一、二塁間へのゴロで一塁ベースカバーへ入るプレーが大きな改善点となっている。

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翌18日(同19日)のブルージェイズとの3連戦初戦。その最初のプレーで、ロッカーは前日の守備練習を生かした。ブレット・ベイトマン(24)が一塁手ジェイク・バーガー(30)の右方向へ緩いゴロを放つと、ロッカーはすぐにマウンドを降りて一塁へ全力疾走。バーガーからの送球を受け、間一髪でアウトにした。

今季29試合目の登板となったロッカーは、完璧な投球ではなかった。それでも、ア・リーグのサイ・ヤング賞候補ディラン・シース(30)との投げ合いで完璧さは必要なかった。チームが勝てる状況を作る。それが求められた役割だった。

ロッカーは4回1/3を1失点に抑え、レンジャーズがグローブライフフィールドでブルージェイズに7-1で勝利する原動力となった。

レンジャーズはこの勝利に加え、アストロズがブレーブスに敗れたため、77勝77敗でア・リーグ西地区首位のアストロズに並んだ。ただし、同率の場合に上位となるタイブレークはアストロズが握っている。ア・リーグのワイルドカード最終枠までは1ゲーム差となった。

ロッカーは前回のダイヤモンドバックス戦と同様、序盤を順調に進めた。この日は最初の4イニングで許した走者が2人だけ。いずれも三遊間を抜ける安打だった。しかし五回、前回登板とまったく同じように先頭から2者連続四球を与えた。

続く9番マイルズ・ストロー(31)に二塁打を浴びて1点を失い、ロッカーはここで降板。残りは救援陣に託した。タイラー・アレクサンダー(32)が直後にロッカーの残した走者を生還させず、1日(同2日)にチームへ加わったトレバー・ウィリアムズ(34)が最後の4イニングを無失点。シリーズ残り2試合へ向け、ブルペンの消耗も最小限に抑えた。