【ガーディアンズ3−7レイズ】セントピーターズバーグ/トロピカーナ・フィールド、10月19日(日本時間20日)
レイズがガーディアンズとのア・リーグ優勝決定シリーズ(ALCS)を4勝2敗で制し、2020年以来6年ぶり、球団史上3度目のワールドシリーズ進出を決めた。ポストシーズンで注目を集めたデビルレイズ時代の復刻ユニホーム。鮮やかな紫→青→黄色のグラデーションで彩られたロゴを胸に刻んだ装いには、球団首脳の意向と抜群の勝率が関係していた。
ALCS第1戦に敗れたレイズは、10月13日(日本時間14日)の第2戦で白い復刻ユニホームを採用した。球団最高経営責任者(CEO)のケン・バビー氏が提案。試合開始の約10時間前、当日午前10時ごろに変更が決まった。
ケビン・キャッシュ(48)監督は説明した。
「ケンはいろいろと変えることを好む。選手たちも鮮やかな色のユニホームを気に入っていると思う」
復刻ユニホームはレギュラーシーズンでも抜群の相性を誇っていた。
- 着用時の成績:12勝3敗
- 勝率.800
- シーズン98勝のうち12勝を記録(12.2%)
- ALCS第2戦:3-1で勝利
第2戦では4回に3点を先取し、投手陣がリードを守り切った。九回を三者凡退に抑えたブライアン・ベーカー(31)は、笑顔で語った。
「今年はこのユニホームでかなり勝っていた。今回が一番大きな勝利だった。ほかの要因と合わせて、幸運をもたらしているのかもしれない」
レイズは1998年の球団創設時、「タンパベイ・デビルレイズ」を名乗っていた。MBLB公式サイトによると名称は地元海域に生息するエイに由来するが「Devil(悪魔)」という言葉に抵抗を示す声もあった。2007年秋、当時のオーナー、スチュアート・スターンバーグ氏のもとで球団名、ロゴ、チームカラーを刷新。2008年シーズンから「タンパベイ・レイズ」に改称した。「Rays」には、フロリダの太陽の光という新たな意味が込められた。改称初年度の2008年には97勝65敗でア・リーグ東地区初優勝を果たし、球団史上初のワールドシリーズ進出も実現した。
復刻版は球団創設25周年の2023年に再導入された。今季9月には、1998~2000年のデザインを現代風にアレンジしたグレーのビジター用ユニホームも発表。バビーCEOは球団公式発表で「タンパベイは常に私たちの心の中にある」と地域への思いを語った。
リーグ優勝決定シリーズの敵地開催試合では新しいグレーを使用し、ホームに戻った第6戦では再び白い復刻版を着用した。
1998年の球団創設以来、初めてのワールドシリーズ制覇を目指す。ナ・リーグ覇者のブルワーズとのワールドシリーズは10月23日(日本時間24日)、ミルウォーキーのアメリカンファミリーフィールドで開幕する。
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