吉田が先制のソロ、レッドソックス勝利でALワイルドカード2位を確保

ポストシーズン初戦はエースのクローシェが登板

September 28th, 2025

レッドソックス4-3タイガース】ボストン/フェンウェイパーク、9月28日(日本時間29日)

レッドソックスはレギュラーシーズン最終戦で、タイガースとの接戦を制した。ア・リーグのワイルドカード2位として、9月30日(日本時間10月1日)に、敵地でヤンキースとのライバル対決に臨む。

2021年以来となるポストシーズンをアウェイで迎えるが、アレックス・コーラ監督はチームの状況に自信を覗かせた。

「チャンスはある。打線は調子が良いし、ブルペンはここ数年よりずっと良い。そして何よりNo.1投手がいるのは大きい」

もちろん指揮官が言及しているのは、今季18勝、防御率2.59という成績を残したエースのギャレット・クローシェだ。サイ・ヤング賞候補にも名前が挙がる左腕をポストシーズンの初戦に起用できることは、何よりの武器になる。

この日の先発は、昇格した33歳のホセ・デレオン。最後のメジャー登板は2023年6月24日のタイガース戦。くしくも同じ相手に再び登板した。今季3Aでは0勝9敗、防御率6.93と苦しんでいたが、自己最多となる6回2/3を投げて8安打、3失点、3四球、8三振と粘投した。

打線は吉田正尚が初回に4号ソロを放って先制。四回に3点を失ったが、その直後の攻撃で、デービッド・ハミルトンが同点の2ランを放ち、ジャレン・デュランが勝ち越しのタイムリー二塁打を放った。