ジオリトが8回1失点でアストロズをスイープ

6月4日以降は本拠地で21勝5敗

August 3rd, 2025

レッドソックス6-1アストロズ】ボストン/フェンウェイパーク、8月3日(日本時間4日)

今のレッドソックスにとって最も大事なのは、対戦相手でも先発投手でもなく「どこで試合をするか」だ。

ア・リーグ西地区首位のアストロズを相手に、四回に一挙6点を奪う猛攻でエースのフランバー・バルデスを攻略。6-1で勝利し3連戦をスイープした。

62勝51敗となったレッドソックスはホームでは37勝21敗で、メッツとブルージェイズ(38勝)に次ぐ成績。さらに、6月4日以降では21勝5敗で、直近8カード中7つを勝ち越している。先週末には、ドジャース相手に2勝1敗と勝ち越しに成功。相手がどこであっても、ボストンで戦う時のレッドソックスは自信に満ち溢れている。

「ホームで強いのは大きな武器だ。相手にプレッシャーを与えられるし、観客も盛り上がる。相手の集中を少しでも削れれば、甘い球も来るし、それもまた野球の一部だ。ここでプレーできるのは特別なことだし、それを楽しんでいるよ」と遊撃手トレバー・ストーリーは語る。

これで貯金は2022年6月26日以来となる11まで増えた。本拠地での強さを生かし、確実にポストシーズンへの歩みを進めている。

「過去2年よりはるかに良いチームになっているし、ケガ人も少ない。いまのチームは全体が整っていて、選手たちも集中して戦っている。フェンウェイでの野球がまた楽しくなってきたよ」とアレックス・コーラ監督は語る。

アストロズには、過去2年に渡って8月のホームでのカードでスイープを喫していた。加えて、今回はハンター・ブラウンとバルデスという強力な先発を攻略しての勝利。これ以上ないリベンジ達成だ。

コーラ監督がこれまで何度も「投手陣が安定すればチームは問題ない」と語ってきたのを体現したのが、この日の先発ルーカス・ジオリトだ。8回3安打4三振1失点とまさに圧巻の投球を見せた。

夜型で知られるジオリトにとって、この日の午前11時35分という早いプレーボールは決して理想的な登板ではなかっただろう。現に、コーラ監督も新加入のダスティン・メイに登板を任せようとしたが、次回登板が水曜日までずれ込んでしまうため、ジオリトがそれを望まなかった。

「正直言って、朝早く起きるのは全然楽しくないよ。子どもの頃から夜更かしが習慣で、読書から始まって、そのうちゲームになった。夜7時からが自分の『本気モード』って言い訳してるけど、さすがに今日は調整が必要だったね」とジオリトは語った。

ア・リーグ東地区では首位のブルージェイズに3ゲーム差をつけられているが、ワイルドカード争いでは1位。このままの位置をキープすれば、ワイルドカードシリーズを本拠地で開催することができる。

とはいえ、現在5連勝中、直近8試合で7勝のレッドソックスは、あくまで目の前の試合を楽しみながら戦っている。

「毎試合しっかりプレーし続けることが大事。誰が相手でも、自分たちには勝てる力があると信じてプレーするだけだ。とにかく勝ちを積み重ねることだよ」とジオリトは語った。