ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、来週14日(17時5分プレーボール、日本時間15日午前9時5分)で佐々木朗希が3Aでのリハビリ登板を行うと明かした。ロッキーズ傘下のアルバカーキ・アイソトープス相手に先発する予定で、登板目標は3イニングとのことだ。
5月13日に負傷者リスト入りしたのち、6月20日に60日間ILへ移行され、時間をかけて復帰へのプロセスを歩んできた佐々木。リハビリ登板前の最終チェックとなった8日には3イニングのシミュレーション・ゲームを行い、約45球を投げ、直球は96〜97マイルを記録した。
「痛みがないことに本当にほっとしている。この時間を使ってフォームに集中できることがとても楽しみ」と、佐々木は通訳のウィル・アイレトンを介して語った。
鳴り物入りでの加入だったとはいえ、当初から佐々木は自身を “発展途上”と位置付けていた。実際、最初の数試合の登板ではその才能の片鱗を見せつつも、投球のメカニクスが不安定で、球速や制球に波があった。
それもあり、離脱中に佐々木はフォームの改善に取り組んできた。シーズン当初の3球種(フォーシーム、スプリット、スライダー)に加え、ツーシームを投げ始めたほか、筋肉量を増やしフィジカルも強化している。
8日に佐々木と対戦したアレックス・コールは、「(ツーシームは)1球だけだったと思うし、内角高めだったのでよく分からなかった。でも、何か違いがあることは確かに感じたから、それが彼にとって良い方向に働けばいいね」と語った。
メジャー復帰の目安は8月下旬から9月初旬で、それには5イニング・75球程度まで投げられるようになることが必要となる。ただ、ロバーツ監督は球数を増やすこと以上に、佐々木に自信をつけさせることの重要性を強調した。前日のシミュレーション登板後には「まだ何かを探している」様子で、各イニング後に投手コーチと相談する姿が見られたという。
ドジャースは、山本由伸、ブレイク・スネル、タイラー・グラスノー、大谷翔平、クレイトン・カーショウ、エメット・シーハンと質・量共に十分な先発メンバーが揃っており、再びケガやアクシデントがなければ、佐々木の復帰を焦る必要もない。
「先発投手として、投げられる体を作る必要がある。朗希には、自分の球で22人、24人の打者を抑えて、本当の意味で自信をつけてもらいたい。どのような形になるのかは分からないが、実戦の場に立つ必要があるのは間違いない。今後数週間で、もっと色々なことがわかってくるはずだ」とロバーツ監督は語った。
