レッドソックスのアンソニー、右手薬指のケガでの離脱期間は短期の見込み

May 8th, 2026

左翼手のロマン・アンソニー(21)が、4日(日本時間5日)のデトロイトでのタイガース戦で負傷した右手の捻挫により3日連続でスタメンを外れることになったため、レッドソックスは7日(日本時間8日)のレイズ戦を前に、アンソニーを5日(同6日)にさかのぼって10日間の負傷者リスト(IL)に登録した。アンソニーの枠を埋めるため、ミッキー・ガスパー(30)を3Aウースターから昇格させた。

吉田正尚(32)がDHとして先発メンバーに入り、アンソニーの打席の大部分を担う見込みだ。外野にはジャレン・デュラン(29)、セダン・ラファエラ(25)、ウィルヤー・アブレイユ(26)が入る。

アンソニーは、レッドソックスがアトランタでの遠征を開始する15日(同16日)にも復帰する可能性がある。実際、それはアンソニーの計画でもある。

アンソニーは「今の自分の立ち位置や、ここ数日の経過と感覚からして、IL期間が終わったら、その翌日の試合に出場するつもりだ」と語った。

当初は手首のケガとされていたが、アンソニーは右手薬指の付け根付近の靱帯の捻挫であることを明らかにした。

「これまで手のケガを経験したことがなかった。だから、結果を聞いて、非常に深刻なことではないと分かったのは、最高にうれしいニュースだった。治療はとてもシンプルで、手首や腕の周りの血流を良くするようにしている。深刻なことは何もなく、薬指近くの靱帯の軽い捻挫だ。それほど長くはかからないと思う。それが一番良かったことだ」

アンソニーがいかに重要な存在であるにせよ、レッドソックスは復帰までにさらに4、5日も人数不足で戦うことになる判断した。

レッドソックスのトレイシー監督代行(40)は「これ以上どの程度の期間を人数不足で戦えるかという判断だった。今日(7日=同8日)、球場に来てアンソニーの状態を確認し、痛みの程度を把握した上でもし復帰に4、5日かかるのであれば、その間ずっと人数不足で戦うことになってしまう。それはできない。そういった事情だ。それほど長くならないことを楽観視しているが、今後の反応を見守っていく」と語った。

2024年にレッドソックスでプレーし、今季のスプリングトレーニングの大半もチームとともに過ごした左打者のガスパーは、主にベンチからの出場で貢献することになる。

手のケガには厄介な症状もあるが、アンソニーは医療スタッフから、今回のケガが長引くことはないと言われている。

アンソニーは「自然に治るようなものだ。だから、いけると感じたときが復帰のタイミングになる。優秀なトレーニングスタッフがいるし、最高のグループ、そして優れた手の専門家もいる。スタッフやその考え、過去に似たようなケガを見てきた経験を完全に信頼している。だから、あとはスタッフに任せるつもりだ」と話した。

2週間前に背中の問題を抱えていたアンソニーは、レッドソックスの開幕38試合のうち30試合に出場。109打数で打率.229、出塁率.354、長打率.321、1本塁打、5打点。しかし、ハーフスイングの際のファウルチップで負傷した今回の手のケガを負うまでの数日間は成績を上げつつあった。

アンソニーは「当然だが、チームメートと一緒にいたい。デトロイトで役割を全うし、スイープを飾ってくれてうれしい。チームの状態はいいと思う。(負傷は)自分にとってはもどかしいことだったが、打席での感覚も良くなってきていた。本当に馴染んできたタイミングだった。あのようなことが起きるのは望んでいないが、これも野球の一部だ。だから、できる限り状態を良くして、またチームメートと一緒にプレーできるよう全力を尽くすだけだ」と復帰を見据えた。