サイ・ヤング賞右腕が復活のシーズンへ、アルカンタラが好投

March 28th, 2026

ロッキーズ1-2マーリンズ】マイアミ/ローンデポパーク、3月27日(日本時間28日)

マーリンズのエースが戻ってきた。

サンディ・アルカンタラはロッキーズ戦に先発し、7回を投げ切った。マーリンズの投手が開幕戦で7イニングを投げたのは11年ぶりとなる。

2025年はトミー・ジョン手術の影響で苦戦したが、この日は2022年のナ・リーグサイ・ヤング賞受賞時を思わせる投球。わずか73球でロッキーズ打線を封じ、7回、4安打(すべて単打)、5三振、2四球、1失点(自責点0)だった。

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しかし、この日の勝利はチーム在籍最長のエースに頼ってばかりではなく、新加入選手たちも実力を発揮した。

クリストファー・モレル(こちらも新加入)が試合開始直前に負傷したことで、急遽出番の回ってきたオーウェン・ケイシーが期待に応えた。マーリンズの選手としての初打席で左中間を破る適時二塁打を放ち、二回に先制点をもたらした。

ケイシーはマーリンズ3位、MLBパイプライン全体42位の有望株で、1月にエドワード・カブレラとのトレードでカブスから獲得された。

その後、ワールドベースボールクラシックで活躍したハビエル・サノハが左前適時打を放ち、追加点。これが結果的に決勝点となった。

新加入選手たちは守備でもエースを助けた。

25日に左投手対策として加入したベテラン右翼手のオースティン・スレイターが四回に好守で失点を防いだ。二塁走者ジェイク・マッカーシーが本塁を狙うと、スレイターは92.5マイル(約149キロ)の完璧なバックホーム送球で、タッチアウトにした。

しかしその後、二塁でのフォースアウトの後、ゴールドグラブ受賞歴のあるユーティリティーのサノハが失策を喫し、イニングは終わらず。アルカンタラが四球を与えた後、ジョーダン・ベックに適時打を許した。

しかし、それ以上の追加点を許さなかったマーリンズ。アルカンタラの後を受けたリリーフ陣もロッキーズ打線を封じた。八回に登板した左腕のアンドリュー・ナーディは2024年8月21日以来となるメジャー登板で2つのアウトを奪った。

最後は、今オフに球団史上最高額で契約を結んだ右腕のピート・フェアバンクスが九回を無失点に抑え、移籍後初セーブを記録した。