【分析】鈴木誠也、メジャーを代表するスラッガー4人に共通する数字とは

August 23rd, 2026

カブスの鈴木誠也(32)が、メジャーでも限られた打者だけが続けている安定した打撃成績を残している。21日(日本時間22日)のマリナーズ戦を終え、111試合で打率.266、22本塁打、74打点、OPS .838。すでに20本塁打と70打点をクリアしている。

今季終了時に規定打席に到達し、OPS .800以上を維持すれば、2023年から4年連続で「20本塁打、70打点、OPS .800以上」を達成する。

鈴木の直近4シーズンは以下の通り。

2023年:20本塁打、74打点、OPS .842
2024年:21本塁打、73打点、OPS .848
2025年:32本塁打、103打点、OPS .804
2026年:22本塁打、74打点、OPS .838(8月21日終了時点)

2023年以降、毎年20本塁打と70打点を記録し、OPSでも.800以上をマークし続けている。

この継続性はMLB全体で見ても目を引く。2023~25年の3シーズンすべてで規定打席に到達し、「20本塁打、70打点、OPS .800以上」をクリアした打者は11人。その中で今季もすでに20本塁打、70打点、OPS .800以上の3項目に到達している4人は、大谷翔平(32)、ブライス・ハーパー(33)、カイル・シュワーバー(33)、そして誠也だ。

鈴木には個人タイトルの可能性もある。シルバー・スラッガー賞は各リーグで最も優れた攻撃成績を残した選手をポジション別に表彰し、外野手は守備位置を問わず3人が選ばれる。各球団の監督とコーチによる投票で決まり、OPS、OPS+(球場などを補正し、リーグ平均を100として打撃力を示す指標)、本塁打、打点、打率、総塁打数などが評価材料となる。

鈴木は2024年にも21本塁打、73打点、OPS .848を記録し、ナ・リーグ外野手のシルバー・スラッガー賞ファイナリスト5人に入った実績がある。

今季も受賞候補に入るだけの数字を残している。8月21日終了時点でOPS .838はナ・リーグ14位、22本塁打は16位、74打点は12位。外野手に絞ったOPS比較でも、ピート・クロウ=アームストロング(24)、ジェームズ・ウッド(23)、ジョーダン・ウォーカー(24)らに続く上位グループに位置している。もちろん、現時点で受賞有力とまでは断定できない。クロウ=アームストロングやウッドら強力な候補がおり、最終的な投票はシーズン終了後の成績で決まる。それでも、鈴木は4年間続く安定した打撃力に加え、今季も20本塁打、70打点を突破。自身初のシルバー・スラッガー賞獲得を争える位置でシーズン終盤を迎えている。