“野球界最高のショー”が、いよいよ幕を開ける。
大谷翔平がガーディアンズ戦で今季初の投打二刀流として出場する。
前日の佐々木朗希、翌日の山本由伸に続き、日本生まれの投手が3試合連続で先発するのはメジャー史上初となる。
スプリングトレーニングでは、開幕時点でどこまで投げられるかを慎重に見極めてきた。ワールドベースボールクラシックでは打者に専念していた。
侍ジャパンで離脱していた際もブルペンや実戦形式で着実に調整を重ね、準々決勝敗退後は予定より早くチームに合流。登板に向けた準備は、すでに整った。
大谷はオープン戦で2度、先発登板。3月18日のジャイアンツ戦では4回1/3を無失点、24日のエンゼルス戦では11三振を記録している。ただし球数がかさんだため、いずれも五回途中で降板している。
ロバーツ監督はこの日の登板について「6イニング前後」を目安に挙げつつも、明確な制限は設けない考えを示した。
「正直、翔平に関しては柔軟に対応する必要がある。もし効率よく投げているなら、試合に勝つことが最優先だ。特定のイニング数にこだわって、機械的に降板させるつもりはない」と指揮官は語る。
右肘の2度目の手術から復帰した昨季は14試合に登板して1勝1敗、防御率2.87を記録した。ただ、シーズン序盤はリハビリの一環として段階的にイニングを重ね、投球回は47イニングにとどまっている。
2023年以来となる本格的なフルシーズンに向け、ドジャースは今季も一定の負荷管理を行う見込みだ。ただし、その運用は固定的ではなく、昨季同様に本人と首脳陣、トレーナー陣との綿密なコミュニケーションをベースに柔軟に判断していく方針となる。
デーブ・ロバーツ監督も「これは単純なものではない。同じイニングでも負荷は違うし、すべての投球が同じではない。状態は常に確認しているし、必要であれば登板間隔を少し空けることも考えている」と強調した。
