大谷、バースデー登板は2回無失点、3三振の好投

July 6th, 2025

ドジャース4-6アストロズ】@ロサンゼルス/ドジャースタジアム、7月5日(土)日本時間6日(日)

31歳の誕生日を迎えたドジャースの大谷翔平は、ケーキのキャンドルを吹き消す代わりにアストロズ打線を圧倒する投球で自らお祝いをした。

本拠地ドジャースタジアムでのアストロズ戦に先発登板した大谷は、今季4度目の登板で2回を投げ無失点。投球数は今季最多の31球(ストライク21球)を記録した。

初回は先頭イサーク・パレイデスにヒットを許したものの、次打者を併殺打で仕留めて、わずか10球で終了。二回はクリスチャン・ウォーカーにボールが先行したものの、7球目のスライダーで空振り三振、続くビクター・カラティニとヤイナー・ディアスをスイーパーで連続三振に仕留め、圧巻の3者連続三振で締めくくった。

マウンドを降りる際、ドジャースタジアムのオルガニスト、ディーター・ルール氏が「ハッピーバースデー」を演奏すると、スタンドからも大きな拍手が送られた。

この日の速球の平均は97.9マイル(約157.5キロ)で、最速は100.9マイル(約162.4キロ)を計測。今季ここまで計6イニングを投げ、4安打、1四球、1失点、6三振で防御率1.50と順調な仕上がりを見せている。

二刀流は現在、オープナー的な役割で複数回を投げながら球数を徐々に増やしており、右肘2度目の大手術からの完全復活へ向け、着実に歩を進めている。