大谷翔平(32)は15日(日本時間16日)、15日間の負傷者リスト(IL)入りして以降初めてスイングを再開した。デーブ・ロバーツ監督(54)がグレートアメリカン・ボールパークでのレッズ戦前に明らかにした。
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大谷は今回の遠征に同行していないが、ロサンゼルスでティー打撃を行い、終了後の状態も良好だったとロバーツ監督は明かした。右上腕二頭筋と左膝の負傷が長引き、9日(同10日)から打撃を中断しており、スイングはそれ以来となった。
ロバーツ監督は「明日どんなメニューになるかは分かりませんが、継続的に強度を上げていきます。実戦復帰の時期はまだ分かりません。ただ、今日は前向きな一日でした。このまま復帰へ向けて積み上げていければ」と語った。
大谷の15日間のIL入りは8日(同9日)にさかのぼって適用されており、最短復帰は23日(同24日)。その時点でドジャースのレギュラーシーズンは残り5試合となる。ロバーツ監督はレギュラーシーズン終了前の復帰を見込んでいる。
「実際にどうなるかは今後次第ですが、レギュラーシーズン中に何試合か出場できると考えています。何試合になるかまでは分かりません」と話した。
大谷は投手として復帰へ向けた調整を進めていた時期と重なる直近24試合で打撃成績が下降した。96打数19安打の打率.198、OPS.690、34三振。終盤には打席でも万全とは言い難い状態となり、ドジャースは4試合連続でスタメンから外した。7日(同8日)に復帰したものの、試合後も状態は良好ではなかった。
ドジャースはこの段階でポストシーズンへ向けて状態を整える目的から大谷の負傷者リスト(IL)入りを決断。復帰後は打者に専念し、二刀流は2027年まで休止する。
一方、チームは大谷を欠いても好調を維持している。3日(同4日)に大谷が初めてスタメンを外れて以降、15日(同16日)の試合前まで11試合で9勝。14日(同15日)には歴代最長記録に並ぶ14年連続のポストシーズン進出を決め、この期間で13度目となるナ・リーグ西地区優勝も目前に迫る。ワイルドカードシリーズを免除される上位2シード確保も狙える位置につけている。
大谷がポストシーズンまでに完全な状態へ戻る可能性は高くないとみられる。それでも今後数週間を使い、体調とスイングの双方を可能な限り整えていく。ドジャースは大谷不在でも勝利を重ねてきたが、ワールドシリーズ3連覇を目指すポストシーズンでは大谷の力が必要になると考えている。
