【フィリーズ3-5ドジャース】フィラデルフィア/シチズンズバンクパーク、10月4日(日本時間5日)
ポストシーズン初先発の大谷は、6回を投げて9三振、3失点の力投で勝利投手。一方、9月からリリーフに転向して好調を維持している佐々木がセーブを記録した。
ポストシーズンの試合で日本人投手が「勝利」と「セーブ」を記録したのはメジャー史上2度目で、「先発勝利とセーブ」は初という歴史的偉業を達成した。
2013年のア・リーグ優勝決定シリーズ(ALCS)第6戦で、レッドソックスの田澤純一と上原浩治のコンビが、勝ち投手とセーブを記録した例がある。しかし、田澤はリリーフでマウンドに上がったため、田澤が1アウトで勝利を挙げたのに対し、大谷は先発で6回を投げ抜いた点が大きく異なる。
大谷、佐々木、そして山本由伸は、いずれも日本からドジャースに渡ったスター選手という共通点があり、固い絆で結ばれている。そんな彼らがこのような歴史的瞬間を共に作り上げたことは、ドジャースにも日本球界にも大きな意味を持つ夜になった。
