大谷翔平は、大谷翔平。グランドスラム含む5打点で連覇へ大勝スタート

March 6th, 2026

日本13―0チャイニーズ・タイペイ】日本/東京ドーム、3月6日

ワールドベースボールクラシック(WBC)で2連覇を狙う野球日本代表、侍ジャパンの大谷翔平(31、ドジャース)がチャイニーズ・タイペイ戦に「1番・DH」で出場。0-0の二回に右翼席へ先制の満塁本塁打を放った。第1打席には、初球を打ちライト線二塁打を放っていた。二回には2度目の打席で右前適時打を放ち、4打数3安打5打点。七回に代打を送られ、退いた。

大谷翔平は、やはり大谷翔平だった。やや崩されたが、技術とパワーで運んだ。二回1死満塁。先発右腕、ジェン・ハオジュンの外角カーブに右手を伸ばして捉えた。

「打った瞬間、(本塁打が)入ると思った。とにかく先制点をどうしても取りたい気持ちで外野フライでもいいので、1点をまず取りたいな、と思いました」

先攻で迎えた一回の第1打席。大谷が初球を右翼線二塁打でチャンスメーク。いける。得点と勝利に向かう空気を呼び込んだ。

「初戦なので、みんな(緊張で)かたくなる。しっかりとアグレッシブに、いい球を打ちたいと思っていたところで、たまたま初球、いいところに来て、ヒットにできてよかった」

近藤(ソフトバンク)が一ゴロの進塁打で1死三塁と先制機を作った。しかし、鈴木(カブス)が空振り三振、吉田(レッドソックス)が四球で2死一、二塁とするが岡本(ブルージェイズ)が空振り三振に倒れた。先取点の絶好機で無得点に終わり、独特の緊張感が漂った。

重い空気を変え、流れを一気に引き寄せた。まさに千両役者。大谷のグランドスラムからこの回、打者15人の猛攻で一挙10得点を奪い、勝負を決めた。大勝後のヒーローインタビュー。主役が4万2314人の大観衆に声援を送った。

「素晴らしいチームと連戦が続くのでまずは早く家に帰って、たくさん寝て明日に備えたいと思います」

7日はライバルの韓国戦。今大会、大谷は投手としての出場はない。打者として、世界一連覇に導く。その強烈な意思を結果で示した。