「ショータイム」大谷翔平、WCSレッズ初戦で先頭打者本塁打

October 1st, 2025

「ショータイム」が幕を開けた。

第1打席、先頭打者の大谷翔平は、グリーンの100.4マイルのフォーシームを右翼席に叩き込んだ。ライナー性の打球は時速117.7マイル(約189.4キロ)で、大谷にとってはポストシーズン4本目の本塁打。ポストシーズンでの先頭打者弾は、メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第4戦以来、自身2度目となる。

大谷がホームランを打った球の中で、グリーンの100.4マイル(約161.5キロ)は過去最速。(これまでの最速は2025年7月22日のヨアン・デュラン、2024年6月5日のポール・スキーンズによる、100.1マイル)

大谷はレギュラーシーズン最終戦(第162戦)で今季55号を放ち、自身が持つ球団のシーズン最多本塁打記録を更新した。ロサンゼルスに移籍して2年目にして、二刀流スターはすでに、メジャー屈指の伝統を誇る球団の記録史に名を刻み始めている。

大谷のポストシーズン最初の1本もドジャースタジアムで生まれた。昨年のナ・リーグ地区シリーズ(NLDS)第1戦、パドレスとの接戦の中で、ディラン・シースから一発を放ち、ドジャースを試合に引き戻す貴重な一打となった。