ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は試合前会見で、大谷翔平(31)がワールドシリーズ第6戦の投手起用プランには含まれていないことを明らかにした。
では、翌日に行われる可能性のある第7戦はどうか。もしチームがそこまでたどり着ければ、登板の可能性は十分にあるという。
「今はとにかく、きょうに集中している。翔平は今日の投手プランには入っていない。だが、今夜勝てば、明日のことについて話し合う時間ができるだろう」とロバーツ監督は語った。
大谷は第4戦で93球を投げており、第6戦までは中2日。ドジャースはこの日、事実上のエースとなった山本由伸(27)を先発マウンドに送り出す。
山本はポストシーズンで24年ぶりとなる2試合連続完投を達成しており、今回もブルペンの出番がない可能性すらある。ただし、もし中盤で継投となれば、抑えの佐々木朗希(23)につなぐまでが課題となる。
「山本はNo.1の選択肢だ。彼の投球を見ながら判断していく。今日は絶対に落とせない試合だ。もちろん、いくつかの(救援)プランは用意している」とロバーツ監督は説明した。
ただし、そのプランに大谷の名前はないようだ。しかし、第7戦については少し事情が複雑になる。先発はタイラー・グラスナウが予定されているが、ロバーツ監督は「第6戦でもリリーフ起用の可能性がある」と述べている。一方、大谷は二刀流選手であるため、通常の投手とは異なるルールが適用される。
大谷が先発投手として登板し、途中で交代した場合はDHとして試合に残ることができる。しかし、打者として先発出場した後に救援登板すると、大谷の投球が終わった時点でチームはDHを失うことになる。
したがって、ドジャースが大谷を起用するのは、試合を締めくくると確信できる場面である可能性が非常に高い。もしくは中3日でオープナーとして短いイニングを任せる策も考えられる。
大谷が中3日で登板したのは、メジャーキャリアで一度だけ。2023年4月、31球で雨天中断となった登板の3日後に、ロイヤルズ戦に登板し、7回無失点、11三振を記録している。
ただしその一例を除けば、大谷は中4日で登板したこともない。二刀流という特殊な起用法のため、投球間隔は常に慎重に管理されてきた。
救援登板の例としては、2023年ワールドベースボールクラシックの決勝戦で、日本代表のクローザーを務めた試合が記憶に新しい。しかしドジャースは、打撃と投球を両立させるリリーフ登板について、まだ具体的なプランを立てていない。
「その件については今夜のうちに答えを出すつもりはない。一晩考える時間をくれ」ととロバーツ監督は会見を締めた。
