大谷翔平(32)は8日(日本時間9日)のレッズ戦でスタメンを外れた。左膝と右上腕二頭筋の状態を整えるため4試合を欠場し、前日の7日(同8日)に5試合ぶりに出場したばかりだった。
デーブ・ロバーツ監督(54)は「徐々に状態を上げていくため」と説明し、大谷に追加の休養日を与えた。8日は代打での出場が可能で、9日(同10日)の本拠地連戦最終戦ではスタメンに復帰する見込みとなっている。
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ロバーツ監督は、プレーオフが迫る中で大谷のコンディションを維持するため、シーズン終盤に追加の休養日を設ける可能性を示した。
「先を見越した対応という意味合いが強い。残り18試合で休養日もある。事前に決めているわけではないが、あと数日は休ませる可能性がある」とロバーツ監督は説明した。
大谷は7日(同8日)のレッズ戦で3打数無安打、2三振、1四球。最近の打撃不振が続いた。4試合を欠場し、5試合ぶりに復帰した直後だけに、ロバーツ監督はタイミングを取り戻そうとしているように映ったと指摘した。一方、ドジャースが最も重視した体の状態には、特に懸念する点はみられなかった。
「結局、本人が『以前と比べてかなり良くなった』と感じていることが大きい。チームは今夜だけを考えているわけではない」と強調した。
大谷は6月以降、複数の負傷を抱えてきた。左膝の痛みが長引き、7月3日(同4日)を最後に登板していない主な要因となっている。右上腕二頭筋の問題は当初、打撃に影響し、その後は投手としての調整にも影響した。
投手として調整の強度を上げた時期と、コンディションや打撃成績が低下した時期は重なっている。8月8日(同9日)に投球練習を再開して以降、96打数19安打、打率.198、OPS.690、34三振。8月28日(同29日)のブルペンを最後に投球しておらず、今季中の登板は見送る見込みとなっている。
今季通算では30本塁打、OPS.902。負傷を抱えながら可能な限り万全に近い状態へ戻すため、調整を続けている。大谷自身も今後は打撃成績が上向くと考えている。
大谷は7日(同8日)の試合後、メディア対応。
「トレーニングとリハビリというか補助的な部分のメニューをこなしていた感じかなと思います。それも継続して残りのシーズン、ポストシーズンを含めて調整の一環としてやっていきたいと思っています」と説明した。
シーズン終盤を迎え、体が完全に万全だと言える選手はほとんどいない。大谷の状態は2日(同3日)の試合で悪化し、4打数無安打、4三振。打席では苦しそうな様子を隠せず、ドジャースはその後4試合を欠場させた。
大谷とドジャースは、重要な試合で可能な限り最高の状態に戻すという目標を共有している。負担軽減のため休養日を設けることも対策の一つ。さらに投手としての調整を中断し、負担を減らすことも回復につながると球団は期待している。
「(投球中断が回復にるながるか)そういうふうには願っていますし、動いて、負荷をかければ、治るよりもそれがピッチングにもバッティングにも(影響する)。早く治すなら、何もしない、もう休むというのが一番いいと思いますけど、まだまだ試合も残っていますし、ポストシーズンもあるので、そこに集中したいという今の気持ちです」と大谷は語った。
